名古屋市工業研究所

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研究課題評価

平成26年度 研究課題評価

平成26年度研究課題事前評価、中間評価および事後評価について

平成27年1月28日(水)に、平成26年度研究課題評価委員会を開催し、平成25年度で終了した研究の事後評価、平成26年度に実施中の研究の中間評価、平成27年度から実施する研究の事前評価を行いましたので、その結果を公表します。

1 評価の目的

外部の学識者等6名(別添「名簿」のとおり。)から成る研究課題評価委員会において、当所の研究計画および研究成果を客観的に評価し、効果的・効率的な研究の実施、予算、人員等の重点的・効率的配分に反映させるとともに研究業務の透明性を高めることを目的とする。
 

2 委員会開催日時

平成27年1月28日(水)9時10分〜12時00分
 

3 内容

平成27年度から実施する研究1件について下記5項目に関する事前評価を受けた。

  1. 当所の使命との適合性
  2. 研究目的の妥当性
  3. 研究内容の妥当性
  4. 研究実施体制の妥当性
  5. 成果の波及効果

平成26年度に実施している研究1件について下記4項目に関する中間評価を受けた。

  1. 進捗状況
  2. 当初計画の妥当性
  3. 成果の見通し、問題点の明確化
  4. 計画の見直しの必要性

平成25年度で終了した研究6件について下記3項目に関する事後評価を受けた。

  1. 目標の達成度
  2. 達成された成果の意義
  3. 技術としての発展性
     

4 評価結果

(1)事前評価

評価指標 A B C D
工業研究所の内部評価 0件 1件 0件 0件
評価委員会の評価 0件 1件 0件 0件

A:計画どおり実施。
B:一部修正して実施。
C:計画の変更を要する。
D:計画を保留し内容を見直す。
評価結果に対する当所の対応(別添「評価表」のとおり。)


(2)中間評価

評価指標 A B C D
工業研究所の内部評価 0件 1件 0件 0件
評価委員会の評価 0件 0件 1件 0件

A:今後十分な研究成果が期待できる。
B:今後一定の研究成果が期待できる。
C:今後の見通しに問題があり、見直しが必要である。
D:研究の終了を検討すべきである。
評価結果に対する当所の対応(別添「評価表」のとおり。)


(3)事後評価

評価指標 A B C D
工業研究所の内部評価 2件 4件 0件 0件
評価委員会の評価 2件 4件 0件 0件

A:目標を上回る十分な研究成果が得られた。
B:目標を達成し、見込み通りの研究成果が得られた。
C:目標を概ね達成し、一定の成果が得られた。
D:十分な研究成果が得られなかった。
評価結果に対する当所の対応(別添「評価表」のとおり。)
 

関連情報へのリンク



評価委員名簿

平成26年度 名古屋市工業研究所研究課題評価委員会 委員名簿

(敬称略 順不同)

氏名 役職
松下裕秀 名古屋大学大学院 工学研究科長 工学部長
中村 隆 名古屋工業大学大学院 工学研究科 産業戦略工学専攻 教授
神保睦子 大同大学 工学部 電気電子工学科 教授
三留秀人 独立行政法人産業技術総合研究所 イノベーション推進本部
上席イノベーションコーディネータ
岩田則子 経済産業省 中部経済産業局 地域経済部 地域経済課長
飯田昭夫 いいだ特許事務所 所長

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平成26年度研究課題評価 事前評価課題概要

研究テーマ名 研究の概要
次世代環境材料の研究開発 市販の高性能酸化チタン光触媒と同等の性能を持つ光触媒材料の簡易で安価な合成法の確立、および廃自動車等からの白金族元素の回収技術を可能とする吸水ゲルを用いた選択的回収技術を確立し、これら技術シーズを当地域の中小企業に提供することを目的とする。

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平成26年度研究課題評価 中間評価課題概要

研究テーマ名 研究の概要
高機能性プラスチック材料の開発 特殊な機能や高性能を有する高機能性プラスチック材料を開発するとともに、それに必要な分子の構造や配列と材料の性能との相関についての知見を蓄積し、この手法を用いて得られたプラスチック材料開発のノウハウを、当地域の中小企業へ提供することにより技術支援を行う。

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平成26年度研究課題評価 事後評価課題概要

研究テーマ名 研究の概要
電子制御機器の設計効率化の研究 熱対策と電磁ノイズ対策の相反する課題を解決し、企業の開発力強化と雇用増大を目的として、シミュレーションを活用した設計の効率化を進めるための研究を行う。
有機電子部材の開発 電子機能性を有する新規材料の合成及びこの材料を用いる電子素子の作製に関する技術を開発することで、中小企業において対応可能な高付加価値技術の開発を目指す。
難めっき素材への新しいめっき技術の開発 従来の処理方法ではめっきが析出しないか、またはめっき密着性が十分でないケブラーなどのスーパー繊維およびステンレスといった難めっき素材に対する前処理技術の開発を行う。
新規可視光応答型光触媒の開発 当所でこれまで行ってきた光触媒の研究も踏まえながら、従来の酸化チタンの可視光応答化やWO3を使った実用的な光触媒の開発を目指す。まだ試されていない助触媒を坦持し、安価でより良い性能を持つ光触媒の合成を目標とする。
熱物性評価技術の向上に関する研究 シミュレーション技術を導入した熱対策、いわゆる熱設計を行うことで、開発期間の短縮や低コスト化が図られている。シミュレーションの結果は、入力値であ る熱物性値によって大きく左右されるため、精度の高い結果を得るためには、予め構成材料の熱物性値を的確に把握しておく必要がある。このため、熱物性評価 技術の向上を図る。
広域周波数の電磁波に対応した材料特性及び製品評価技術の開発 MHzまでの低域での材料特性評価技術の向上および、ミリ波を用いた製品評価・材料特性評価技術の開発と確立を目指す。

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平成26年度研究課題事前評価表

研究テーマ名 内部評価 外部評価 当所の取り扱い
評点 評価 評点 評価 コメント
次世代環境材料の研究開発 19.2 B 18.4 B

・研究担当者間の情報交換を緊密にして欲しい。
・中堅以上の企業を巻き込むことも視野に入れ、研究を進めることを期待する。
・研究成果の見える化を進めて欲しい。

研究者間の連携を緊密にして効率的に研究を推進するとともに、研究成果を積極的に広報し、中小企業との技術連携を進めます。

・評点は、1.当所の使命との適合性、2.研究目的の妥当性、3.研究内容の妥当性、4.研究実施体制の妥当性、5.成果の波及効果の各項目(5点満点)における、評価委員の平均点の合計
・評価は、A:計画通り実施可。 B:一部修正して実施可。 C:計画の変更を要する。 D:計画を保留し、内容を見直す。

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平成26年度研究課題中間評価表

 

研究テーマ名 内部評価 外部評価 当所の取り扱い
評点 評価 評点 評価 コメント
高機能性プラスチック材料の開発 12.8 B

10.4

C

・公益財団法人JKAで導入したNMRの性能と工研が蓄積してきた知見を存分に活用し、研究成果を上げて欲しい。
・研究の立ち位置を明確にし、現実的な目標へ体制を立て直して、進める必要がある。
・固体NMR測定技術での新たな測定・分析を見出しており、この成果をアピールする必要がある。

固体NMR測定による特性評価を利用した材料開発として、各種方法による高機能性高分子材料に関する開発を行うように、研究計画を見直します。

・評点は、1.進捗状況、2.当初計画の妥当性、3.成果の見通し、問題点の明確化、4.計画の見直しの必要性の各項目(5点満点)における、評価委員の平均点の合計
・評価は、A:今後十分な研究成果が期待できる。 B:今後一定の研究成果が期待できる。 C:今後の見通しに問題があり、見直しが必要である。 D:研究の終了を検討すべきである。

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平成26年度研究課題事後評価表

研究テーマ名 内部評価 外部評価 当所の取り扱い
評点 評価 評点 評価 コメント
電子制御機器の設計効率化の研究 13.0 A 12.0 A

・良い成果が出て、知名度も向上しており、今後の発展が大いに期待できる。
・他の研究機関との技術比較による優位性が、もう少し明確であると良い。
・X線CTの活用や新たなモデルの構築などで、技術支援に有効な計算モデルを開発した意義は大きい。

中小企業に積極的に成果をアピールするとともに、今後も新モデルの構築などに取り組み、成果を活かし、さらに発展するよう努めます。
有機電子部材の開発 11.6 B 12.3 A

・有機合成をベースにしたマテリアル開発であり、研究成果は十分得られており、発展性が感じられる。今後は、中小企業向けに積極的に広報することを期待する。
・実用化までには、まだ時間がかかると思うが、関心ある企業とコンソーシアムを組んでターゲットを絞り、外部資金や企業の研究資金を活用して、研究を進展させて欲しい。

中小企業に積極的に成果をアピールするとともに、今後も実用化に向けた外部資金獲得などを目指すことにより、本研究の進展に努めます。
難めっき素材への新しいめっき技術の開発 10.8 B 9.4 B

・成果を実用化する新しい用途のアイデアを期待する。
・現在の結果では、解析が不充分であり、さらなる解析が必要である。
・スーパー繊維へのめっきは、新たな分野への展開が期待でき先導的な取り組みとして評価できる。処理条件の定量化を進め積極的に技術移転を進めることを期待する。

繊維表面の解析は、XPS装置などを用いて鋭意検討します。同時に、新しい用途としてワイヤーハーネスなどへの適用を念頭に現状の課題を洗い出し、技術移転を進めます。
新規可視光応答型光触媒の開発 11.2 B 11.3 B

・事業化を考えると酸化タングステン(WO3)では価格的に少し厳しいと思われる。さらに、WO3より安く良い材料の探索を続けることを期待する。
・安価な無機錯体の利用は良い成果である。この成果を中小企業に、利用可能な技術として広報することを期待する。

助触媒を用いて、より安価で性能の良い光触媒材料を作製するとともに、中小企業への技術支援に繋げるために、製造コスト削減について検討します。
熱物性評価技術の向上に関する研究 12.0 A 11.3 B

・市工研の業務として必要な研究であり、成果も十分である。
・材料の熱物性値の評価法に対して一定の成果が得られている。この技術の今後の波及効果を期待したい。
・基礎的な物性値の測定精度を向上させる技術の開発であり、その成果を評価する。
・熱解析のシミュレーションと組み合わせることで、企業への技術支援が一層進むことを期待する。

研究成果を技術支援業務に活用するとともに、熱解析や電磁界解析との連携を図りながら、企業への新しい形の技術支援を進めます。
広域周波数の電磁波に対応した材料特性及び製品評価技術の開発 11.2 B 10.2 B

・測定しにくい帯域に対する成果が出ているので、この技術を実用例とともにアピールすることを期待する。
・他の研究成果を参考にして、研究の充実度やスピードアップを図ることを期待する。
・今後のニーズ増大が予想されるミリ波帯域や磁気測定への対応などにより、地域での存在感を高めて欲しい。

研究成果をもとに、各種条件に対する類型化を行い、実用例を広報するとともに、ミリ波実験や磁気計測を独自技術として、地域中小企業への技術支援を行います。

・評点は、1.目標の達成度、2.達成された成果の意義、3.技術としての発展性の各項目(5点満点)における、評価委員の平均点の合計
・評価は、(A)目標を上回る十分な研究成果が得られた。 (B)目標を達成し、見込み通りの研究成果が得られた。
(C)目標を概ね達成し、一定の成果が得られた。 (D):十分な研究成果が得られなかった。

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