導入年度 | 2013年度 |
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補助事業 | (公財)JKA |
設備の概要(目的、用途) |
【物質の分子構造の評価】 核磁気共鳴装置(NMR)は、磁場の中で原子核が特定の周波数の電磁波を吸収・放出する核磁気共鳴現象を利用して、化合物の分析を行う装置です。他の分析方法と比較して得られる情報が多く、物質の構造や配列など、様々なことを調べることができます。 特に本機器は固体状態での測定が可能で、対応できる核種も多いので、従来よく測定されてきた高分子をはじめとする有機物だけでなく、無機物の測定も可能で、これまで以上の適用範囲が期待できます。 |
メーカー | ブルカー・バイオスピン(株) |
型式 | AVANCEⅢ400HD |
設備仕様 | ・磁場強度: 9.4 T ・プロトン共鳴周波数: 400MHz ・溶液測定用プローブ ・測定可能核: 1H, 19F, 31P~15N ・温度制御: 室温~100℃ ・固体測定用プローブ 1)4 mmφCP-MASプローブ ・測定可能核: 1H, 31P~15N ・ロータ回転速度: ~18 kHz ・温度制御: 室温~100℃ 2)1.3 mmφCP-MASプローブ ・測定可能核1H, 19F, 31P~15N ・ロータ回転速度: ~67 kHz ・温度制御: 室温~70℃ |
設置場所 | 研究棟4F 高分子材料分析室(R411) |
問合せ先 | 材料技術部 環境・有機材料研究室 石垣友三(052-654-9907) |
その他 | この設備は、公益財団法人JKAの平成25年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業によって導入されました。(H26.2.27設置) |