産業財産権

職員が業務上行った研究の成果として発明がなされた場合は、本市の規程に基づいて特許を出願しています。それらのうち、現在取得している特許権及び出願中の職務発明は次のとおりです。

特許の概要

特許番号 7126195
名称 金ナノ粒子担持粉体の製造方法
要旨

【課題】分散剤等の添加物をできるだけ抑え、不純物の無い金ナノ粒子担持粉体を効率良く生成すること。
【解決手段】金イオンを含む水溶液にアンモニア水溶液を添加した混合水溶液に、金ナノ粒子を担持させる母粉体を加え、少なくとも二本の電極を混合水溶液の液面上部の気中に配置して、希ガス雰囲気下で電極間に電圧を印加して電極-液面間でプラズマを発生させることにより得られる金ナノ粒子担持粉体の製造方法、及びその金ナノ粒子担持粉体。

特許番号 7026901
名称 打撃装置および固有周波数測定装置
要旨

【課題】力検出器を含む系の固有周波数を簡便かつ正確に測定することが可能な打撃装置および固有周波数測定装置を提供する。
【解決手段】打撃装置は、支軸63を中心に揺動可能なアーム62と、アーム62の支軸63とは逆側の端部に配設された鋼球61とを備える。支軸63は、マグネットスタンド70に立設された支柱71に対して昇降可能な支持部64に支持されている。支柱71における支持部64の上方の位置には、支持板67を支持する支持部68が配設されている。支持板67の上部には、永久磁石66が載置されている。永久磁石66が取り除かれたときには、鋼球61は待機高さ位置から円弧状に落下する。

特許番号 6956970
名称 銀ナノ粒子担持粉体
要旨

【課題】分散剤等の添加物をできるだけ抑え、不純物の無い銀ナノ粒子担持粉体を効率良く生成すること。
【解決手段】硝酸銀水溶液にアンモニア水溶液を添加した混合水溶液に、銀ナノ粒子を担持させる母粉体を加え、少なくとも二本の電極を混合水溶液の液面上部の気中に配置して、希ガス、酸素、希ガスと酸素の混合ガス、のいずれかの雰囲気下で電極間に電圧を印加して電極-液面間でプラズマを発生させることにより得られる銀ナノ粒子担持粉体の製造方法、およびその銀ナノ粒子担持粉体。

特許番号 US10.969.312
名称 打撃装置および固有周波数測定装置(アメリカ)
要旨
特許番号 360978
名称 締結部材および締結構造(PCT~インド)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 6878724
名称 ゲル状組成物
要旨

フッ素化化合物を高濃度に含有するゲル状組成物を提供する。 本発明のゲル状組成物は、下記相溶物を含む。 相溶物:下記式(a)(式中、R1は1価の炭化水素基、又は2個以上の炭化水素基が連結基を介して結合した1価の基を示し、R1を構成する炭素原子に結合する水素原子の30%以上は少なくとも1つのフッ素原子を含むハロゲン原子で置換されている。Xはハロゲン原子、水素原子、窒素原子、又は水酸基を示し、nは1~3の整数を示す)で表され物(A)と、下記式(b)(式中、m1、m2は、同一又は異なって、3~22の整数を示す。Yは水素原子又は水酸基を示す)で表される化合物(B)との相溶物であって、前記相溶物構成成分全量の75~99.9重量%が化合物(A)由来の成分である相溶物

特許番号 6802956
名称 傾斜多孔質樹脂成形体の製造方法、及びそれに用いる樹脂組成物
要旨

【課題】空孔径が傾斜して分布した多孔質樹脂成形体、及びその製造に用いる樹脂組成物を提供する。また、空孔径が傾斜して分布した導電性多孔質樹脂成形体を提供する。
【解決手段】本発明の傾斜多孔質樹脂成形体の製造方法は、流動性を有するプレポリマーと、該プレポリマー中での沈降速度が異なる少なくとも2種類の水溶性粒子とを混合して該水溶性粒子を該プレポリマー中に分散させる(分散工程)。そして該プレポリマー中に分散した該水溶性粒子を重力又は遠心力によって沈降させる(沈降工程)。さらに、該プレポリマーを硬化させる(硬化工程)。そして、硬化した該プレポリマー中の該水溶性粒子を水によって溶解除去する(粒子溶解工程)。こうして得られた傾斜多孔質樹脂成形体は、空孔径が傾斜して分布している。

特許番号 6687217
名称 分光分析装置および方法
要旨

【課題】従来の分光分析法では吸光度の変化が小さかったり、吸光度スペクトルが近似するような被計測対象であっても液種識別や濃度識別などを行うことが出来るとともに、計測感度を向上させ、正確な計測を行うことが出来る分光分析装置および方法を提供する。
【解決手段】被計測物に対して計測用電磁波を照射する計測用電磁波照射手段と、被計測物に対して外部刺激を与えるための外部電磁波を照射する外部電磁波照射手段と、被計測物を透過した計測用電磁波を検出するための検出手段と、検出手段と接続された制御手段とを備え、制御手段は、分光分析中の計測時間を計測するための時間計測手段を備えるとともに、被計測物に対して外部電磁波を照射した状態において、検出手段によって検出された被計測物を透過した計測用電磁波と、時間計測手段によって計測された外部電磁波の照射時間とに基づいて、被計測物の識別を行う。

特許番号 6623363
名称 金属イオン回収用吸水ゲル
要旨

【課題】内部にまで吸水することが可能であって、貴金属(すなわち、白金族元素や金元素)を構成要素として含むイオンを選択的に吸着することができる吸水ゲルを提供する。
【解決手段】ビニル基を有する含窒素芳香族複素環式化合物(例えば、1-ビニルイミダゾール、2-ビニルピリジン、3-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、9-ビニルカルバゾール、2-ビニル-4,6-ジアミノ-1,3,5-トリアジン等)と、ビニル基を2つ以上有する化合物(例えばジビニルベンゼン等)との共重合体からなり、共重合体の内部にまで吸水することが可能とされている。

特許番号 6530927
名称 エレクトロクロミック化合物、及び有機機能性素子
要旨

【課題】エレクトロクロミズム現象を生じる新規なエレクトロクロミック化合物を提供すること、さらには電圧の印加を止めても、ある程度の期間、発色が好適に維持されるようなメモリー性を有したエレクトロクロミック化合物を提供すること、このようなエレクトロクロミック化合物を用いて得られる有機機能性素子を提供すること。
【解決手段】少なくとも一方が透明である一対の電極基板の間にエレクトロクロミック層と,電解質層と,が形成される有機機能性素子であって、エレクトロクロミック層は、エステル化合物からなるエレクトロクロミック化合物を含む、ことを特徴とする。

特許番号 6510903
名称 粉体の分散方法
要旨

【課題】本願発明の課題は、化粧料において粉体の良好な水分散体を提供することである。
【解決手段】水中に存在する電極をアルミニウム又はアルミニウムの合金とし、表面にアルミナが存在する粉体の分散体にプラズマ処理を行う。この処理により、特定のpH範囲で粉体表面のゼータ電位が特異的に上昇し、静電的反発力による分散効果によって、粉体の沈降や浮上の無い均一な水分散体や、沈降していても再分散が容易な水分散体が得られる。

特許番号 6312598
名称 リチウムイオン二次電池用負極及びその製造方法(日本)
要旨

【課題】負極に用いるカーボンの単位重量当たりの充放電容量がグラファイトの理論容量をはるかに超える大きさであり、かつ充放電の繰り返しによる負極表面の構造が安定した新規な構造のリチウムイオン二次電池用負極とこの負極を用いた充放電容量が極めて大きなリチウムイオン二次電池を提供すること。
【解決手段】鉄系金属からなる基板上にグラフェンシートが該基板の面に対して斜め方向に立設して成長したカーボン層が形成されてなり、該カーボン層を負極表面とするリチウムイオン二次電池用負極。前記カーボンナノチップス層を構成するグラファイトの波長532nmのアルゴンレーザーを用いて測定されるラマンスペクトルは、g/dが0.30以上、0.80以下である。

特許番号 6281086
名称 非拡散性フッ素系潤滑剤組成物
要旨

【課題】パーフルオロポリエーテル油及びフッ素グリースが有する高い性能を維持しつつ、そのパーフルオロポリエーテル油の拡散を防止することができる潤滑剤組成物の提供。
【解決手段】 パーフルオロポリエーテル油に式(I)等で選択されるフッ素化合物を1種以上含有する潤滑剤組成物。

パーフルオロエーテル基(Rf)はCnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2CH2-である (N-1~4,m=0~2)

特許番号 6281085
名称 パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤、並びにフッ素系潤滑剤
要旨

【課題】パーフルオロポリエーテル油及びフッ素グリースが有する高い性能を維持しつつ、そのパーフルオロポリエーテル油の拡散を防止する。
【解決手段】式(I)で表される化合物の1種を含有するパーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤。

パーフルオロエーテル基(Rf)はCnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2CH2-である (N-1~4,m=0~2)

特許番号 6281084
名称 パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤、並びにフッ素系潤滑剤
要旨

【課題】パーフルオロポリエーテル油及びフッ素グリースが有する高い性能を維持しつつ、そのパーフルオロポリエーテル油の拡散を防止することができるパーフルオロポリエーテル油用拡散防止剤の提供。
【解決手段】パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤は、少なくとも1つのパーフルオロエーテル基を含有する特定の構造を持つ脂肪族多価カルボン酸、及び脂肪族多価カルボン酸無水物のエステル、又はこれらの光学異性体からなる群より選択されるフッ素化合物を1種以上含有するフッ素系潤滑油組成物。

特許番号 6093518
名称 金属酸化物の等電点を変化させる方法、及びこの方法で処理された金属酸化物
要旨

【課題】 分散剤や表面処理剤等を添加することなく、金属酸化物の等電点を変化させることにより、金属酸化物の表面改質を行う方法を提供すること。
【解決手段】 プラズマの発生に用いる電極を「水溶液中」、「液面」、「液面上部の気中」のいずれかの場所に設置し、対電極間に電圧を印加してプラズマを発生させることにより、水溶液中に沈降又は分散した金属酸化物の等電点を変化させることができる。すなわち、水溶液中に存在する金属酸化物は、液面付近及び水溶液中においてプラズマ処理がなされ、等電点が変化する。

特許番号 6063171
名称 エレクトロクロミック化合物、及び有機機能性素子
要旨

【課題】 エレクトロクロミズム現象を生じる新規なエレクトロクロミック化合物を提供すること、さらには電圧の印加を止めても、ある程度の期間、発色が好適に維持されるようなメモリー性を有したエレクトロクロミック化合物を提供すること、このようなエレクトロクロミック化合物を用いて得られる有機機能性素子を提供すること。
【解決手段】 少なくとも一方が透明である一対の電極基板の間にエレクトロクロミック層と,電解質層と,が形成される有機機能性素子であって、エレクトロクロミック層は、エステル化合物からなるエレクトロクロミック化合物を含む、ことを特徴とする。

特許番号 6060338
名称 シリコーン系塗料および遮熱構造透明基材
要旨

【課題】ガラス等の透明基材上に適用した場合、表面の均一性と密着性に優れ且つ高硬度で、近赤外線を十分に遮断できる特性も有する遮熱塗膜が得られるシリコーン系塗料を提供する。
【解決手段】アルコキシシラン加水分解物からなるシラン溶液と、ITO粒子の分散液とを混合して使用するシリコーン系塗料。シラン溶液が、一般式(I):Si(OR1)4(但し、R6は炭素数1~4のアルキル基)で示されるテトラアルコキシシラン(A成分)と、一般式(II):R2Si(OR3)3(但し、R2、R3は炭素数1~4のアルキル基)で示されるトリアルコキシシラン(B成分)との、前者を主体とする加水分解混合物をベースとする。該加水分解混合物に、一般式(III):

(但し、R4はH又はCH3、R5は炭素数1~4のアルキレン基、R6は炭素数1~4のアルキル基)ωグリシドキシアルキルトリアルコキシシラン(C成分)の加水分解物が添加される。

特許番号 6048952
名称 シリコーン塗料および遮熱構造透明基材
要旨

【課題】表面の均一性と密着性に優れ且つ高硬度で、さらには、近赤外線等の熱線を十分に遮断できる特性を有する透明基材用シリコーン塗料の提供。 【解決手段】アルコキシシラン加水分解物からなるシラン溶液と、インジウム錫酸化物(ITO)の分散液(ITO分散液)とを混合して使用するシリコーン塗料。ITO分散液中のITO粒子がシラン処理されている。該シラン処理でのシラン処理剤(シランカップリング剤)が、一般式(I):

(但し、R1,R4はH又はCH3、R2は炭素数1~4のアルキレン基、R3は炭素数1~4のアルキル基、n=0又は1)で示されるωグリシドキシアルキルアルコキシシランが望ましい。

特許番号 6028201
名称 パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤、並びにフッ素系潤滑剤
要旨

【課題】パーフルオロポリエーテル油及びフッ素グリースが有する高い性能を維持しつつ、そのパーフルオロポリエーテル油の拡散を防止することができるパーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤を提供する。
【解決手段】パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤は、下記化合物式(I)で表されるフッ素化合物を1種以上含有することを特徴とする。
CnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2CH2O―R (I)
[式(I)中、n=1~4、m=0~2であり、Rは明細書に記載の通りである。]

特許番号 6028200
名称 パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤、並びにフッ素系潤滑剤
要旨

【課題】パーフルオロポリエーテル油及びフッ素グリースが有する高い性能を維持しつつ、そのパーフルオロポリエーテル油の拡散を防止することができるパーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤を提供する。
【解決手段】パーフルオロポリエーテル油の拡散防止剤は、下記化合物式(I)、(II)及び(III)から選択されるフッ素化合物を1種以上含有することを特徴とする。
CnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2COOR1 (I)
[式(I)中、R1はH(水素)又は炭素数1~22のアルキル基、n=1~4、m=0~2である。]
CnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2CH2OH (II)
[式(II)中、n=1~4、m=0~2である。]
CnF2n+1O(CF2CF2O)mCF2CH2OCOR2 (III)
[式(III)中、R2は炭素数1~17のアルキル基、n=1~4、m=0~2である。]

特許番号 6014814
名称 コーティング用組成物及びその製造方法並びにコーティング方法
要旨

【課題】本発明は、木質系成形品の表面に塗装した場合においても、耐水性、耐候性及び防臭性を発揮可能な、非石油系原料を用いたコーティング用組成物及びその製造方法並びにコーティング方法を提供する。
【解決手段】本発明のコーティング用組成物は、トリメトキシビニルシランの加水分解重合物を含有するコーティング用組成物であって、前記加水分解重合物は前記トリメトキシビニルシランのモル数に対し2倍以上10倍以下のモル数の水を含んだ酸によって加水分解されたものである。さらにポリビニルブチラールを添加することが好ましく、さらにチタニアゾルを混合することが最も好ましい。

特許番号 5982618
名称 路面画像の表示装置と表示方法
要旨

【課題】道路面を高分解能で撮影する技術を開発した。道路は長く、高分解能路面画像を道路全長に亘って観察するには長時間作業が必要となる。 【解決手段】路肩に存在する距離標16a,16b・・から道路横断方向に伸びる仮想線24,30に沿って複数車線に跨って伸びる範囲の路面画像36を表示する。道路長に沿って連続的に伸びている小縮尺路面画像38と一緒に表示する。距離標毎に、道路を横断する高分解能路面画像36が表示されるので、路面の詳細を観察したいという要求と、道路を全長に亘って観察したいという要求に対応できる路面画像が表示される。

特許番号 5948531
名称 プラズマ処理装置及び処理方法
要旨

【課題】被処理液体の性状の影響を受けることなく被処理液体に対して効率よくプラズマ処理を可能とする処理方法及びそのための経済的な処理装置を提供する。
【解決手段】液面上部の気中に複数の電極を配置し、電極間に電圧を印加することで電極-液面間にプラズマを発生させる。これにより、被処理液体に電極が接触することがないため、電極の溶解、腐食、変質、消耗等による電極金属成分の混入を防ぎながらプラズマ処理をすることができる。さらに、すべての電極が気中にあるため、電極の一方を液体中に配置するプラズマ発生方法よりもプラズマが発生する電極の数を増やすことができ、効率的なプラズマ処理が可能となる。

特許番号 5994078
名称 撥水剤組成物、撥水層付基材の製造方法、撥水層形成用塗布液及び撥水加工紙
要旨

【課題】少量の塗布で優れた撥水性を付与し、不用となった場合に除去が容易な撥水剤組成物、撥水層付基材の製造方法、撥水層形成用塗布液及び撥水加工紙を提供する。
【解決手段】本発明の撥水剤組成物は、カルボン酸のアルミニウム塩と、炭素数が10以上であるモノカルボン酸及び炭素数が10以上であるジカルボン酸の少なくとも1種と、を含有することを特徴とする。本発明の撥水剤組成物を適切な有機溶媒に均一に溶解、または分散した後、基材表面に塗布し溶媒を除去することにより簡単に基材表面に撥水膜を形成できる。該撥水剤組成物は、モノカルボン酸、ジカルボン酸を含むため、該撥水剤組成物で被覆した表面をアルカリ溶液等で洗浄することにより容易に被覆膜をはがすことができる。

特許番号 US9368795
名称 リチウム二次電池用負極及びその製造方法(米国)
要旨

充放電容量が大きく、充放電の繰り返しによる容量の低下が少ないリチウ ム二次電池を実現するための新規な構造の負極として、集電体基板と、該集 電体基板面から自立して不規則な方向に傾いて成長したグラフェンシートか らなるカーボンナノチップス層と、該カーボンナノチップス層上に形成され たシリコン薄膜層とからなり、カーボンナノチップス間の空隙がシリコン薄 膜層と集電体基板面の間に形成されているリチウム二次電池用負極を提供す る。該リチウム二次電池用該負極におけるカーボンナノチップス層を構成す るグラファイトのラマンスペクトルは、g/dが0.30以上、0.80以 下であり、カーボンナノウォールのグラファイトよりも結晶性が低い。この カーボンナノチップス層は、例えば、メタン-水素の混合ガスを原料として、 プラズマCVD法によって形成することができる。

特許番号 5906261
名称 リチウム二次電池用負極の製造方法(日本)
要旨

充放電容量が大きく、充放電の繰り返しによる容量の低下が少ないリチウ ム二次電池を実現するための新規な構造の負極として、集電体基板と、該集 電体基板面から自立して不規則な方向に傾いて成長したグラフェンシートか らなるカーボンナノチップス層と、該カーボンナノチップス層上に形成され たシリコン薄膜層とからなり、カーボンナノチップス間の空隙がシリコン薄 膜層と集電体基板面の間に形成されているリチウム二次電池用負極を提供す る。該リチウム二次電池用該負極におけるカーボンナノチップス層を構成す るグラファイトのラマンスペクトルは、g/dが0.30以上、0.80以 下であり、カーボンナノウォールのグラファイトよりも結晶性が低い。この カーボンナノチップス層は、例えば、メタン-水素の混合ガスを原料として、 プラズマCVD法によって形成することができる。

特許番号 IDP000040 720
名称 締結部材および締結構造(インドネシア)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 5851755
名称 微粒子分散方法及び分散物
要旨

【課題】 従来技術では凝集しやすい微粒子を良好に水中へ分散させる方法と分散装置、さらにはこの分散法で製造された水中分散物を提供する。微粒子自身の表面特性等を変えながら水中における分散性能を高め、塩や樹脂、分散剤等の添加や、添加における検討の煩雑さを解消するような、新しい微粒子の分散プロセスを提供する。 【解決手段】 一対の電極のうち、一方は水中に浸す又は水面に接触させ、他方は水面上部の気中に配置して、水面と水面上部電極間に電圧を加えてプラズマを発生させる液面プラズマを用いることにより、水中へ微粒子を分散する。この分散方法により安定な分散状態が保持される水中分散液が製造できる。機械的分散処理を併用することで、微粒子の凝集物を解す能力を高め、より効率の良い分散が可能となる。

特許番号 5830737
名称 路面画像処理システム及び路面画像処理方法
要旨

【課題】ラインカメラの画像からラインカメラの視野範囲が移動した軌跡を特定し、路面全体の画像を正確に生成することが可能な技術を提供する。 【解決手段】本発明の路面画像処理システムは、車両と、車両に搭載されており、一方向に長い第1視野範囲内の路面を撮影する第1ラインカメラと、車両に搭載されており、一方向に長く、第1視野範囲と交差する第2視野範囲内の路面を撮影する第2ラインカメラと、車両の走行距離に応じて第1ラインカメラと第2ラインカメラに繰り返し撮影を指示する手段と、第1ラインカメラが撮影した画像系列にアフィン変換を施した画像と、第2ラインカメラが撮影した画像系列にアフィン変換を施した画像について、最も高い一致度を与えるアフィン変換パラメータを探索する手段と、探索されたアフィン変換パラメータに基づいて、第1視野範囲と第2視野範囲が交差する点の進行方向を算出する手段を備えている。

特許番号 US9062177
名称 ポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤 (米国)
要旨

カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、及びオレイン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種を構成脂肪酸中80質量%以上含む脂肪酸と平均重合度2~40のポリグリセリンにより構成されるポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する、ポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤。本発明のポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤を含有するポリ乳酸系樹脂組成物は、耐衝撃特性に優れることから、例えば、農業用資材、食品包装資材、その他の包装資材等に好適に用いられる。

特許番号 5728684
名称 快削性セラミックス及びその製造方法
要旨

【課題】六方晶系窒化ホウ素を快削性付与剤として含み、より低温で焼成可能であって、かつ、無加圧下で製造が可能な快削性セラミックス及びその製造方法を提供する。
【解決手段】粒子の表面のみならず内部にも酸素が含まれている快削性付与剤としての六方晶系窒化ホウ素粉体と、基材としてのセラミックス粉体(ただし六方晶系窒化ホウ素は除く)とを混合して焼結用混合粉とし(混合工程)、該焼結用混合粉を圧力成形してプレ成形体とし(プレ成形工程)、プレ成形体を非酸化性ガス雰囲気下又は真空中において焼結する(焼結工程)。
【選択図】なし

特許番号 ZL201180 010063.X
名称 締結部材および締結構造(中国)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 5688150
名称 ポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤 (日本)
要旨

カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、及びオレイン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種を構成脂肪酸中80質量%以上含む脂肪酸と平均重合度2?40のポリグリセリンにより構成されるポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する、ポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤。本発明のポリ乳酸系樹脂用耐衝撃性付与剤を含有するポリ乳酸系樹脂組成物は、耐衝撃特性に優れることから、例えば、農業用資材、食品包装資材、その他の包装資材等に好適に用いられる。

特許番号 5648178
名称 六方晶系窒化ホウ素焼結体の製造方法及び六方晶系窒化ホウ素焼結体
要旨

【課題】低温で焼結することが可能な六方晶系窒化ホウ素焼結体及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】粒子の表面のみならず内部にも酸素が含まれている六方晶系窒化ホウ素粉末を圧力成形してプレ成形体とし(プレ成形工程)、プレ成形体を非酸化性ガス雰囲気中又は真空中において600℃以上1100℃未満で焼結する(焼結工程)。

特許番号 5648155
名称 アリールアセチレン含有樹脂およびその製造方法、および当該樹脂を用いたひずみセンサ
要旨

【課題】簡略化されたプロセスによるひずみセンサ材料、および顕微ラマン分光によるひずみ測定方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)に示すオリゴアリールアセチレンジオールと樹脂化合物とジイソシアネートの3成分を共重合して得られるアリールアセチレン含有樹脂を作成する。この樹脂を被測定物に貼着することによりひずみセンサを形成する。被測定物に応力を付与しつつ、ラマンスペクトルを測定し、部品の微小領域に生じた歪を測定する。

特許番号 5613875
名称 路面画像生成車両、路面画像生成装置、及び、路面画像生成方法
要旨

【課題】車両を曲線に沿って走行させた場合に、曲線に沿った路面の画像を生成することができる技術を提供する。
【解決手段】繰り返し路面を撮影する路面撮影手段と、第1視野範囲62内の路面を撮影する第1ラインカメラ14と、第1視野範囲と交差する第2視野範囲60内の路面を撮影する第2ラインカメラ16と、第1タイミングで第1ラインカメラと第2ラインカメラで路面を撮影し、第2タイミングで第1ラインカメラと第2ラインカメラで路面を撮影し、第1タイミングの第1ラインカメラの撮影画像と第2タイミングの第2ラインカメラの撮影画像との一致点を特定し、第1タイミングの第2ラインカメラの撮影画像と第2タイミングの第1ラインカメラの撮影画像との一致点を特定し、第1の一致点と第2の一致点に基づいて路面撮影手段で撮影された画像を配列する手段を有する路面画像生成車両10。

特許番号 5568799
名称 撥水剤組成物、及び撥水層付基材の製造方法
要旨

【課題】本発明の課題は、撥水剤組成物、及び撥水層付基材の製造方法を提供するものである。
【解決手段】本発明の撥水剤組成物は、12-ヒドロキシステアリン酸と、該12-ヒドロキシステアリン酸と混合状態において結晶化可能であって、炭素数が10以上であり分子量が1000以下の有機化合物と、が混合されていることを特徴とし、両者を適切な有機溶媒に均一に溶解、または分散した後、基材表面に塗布し溶媒を除去することにより簡単に基材表面に撥水膜を形成できる。該撥水剤組成物は、12-ヒドロキシステアリン酸をベースで構成されているため、該撥水剤組成物で被覆した表面をアルカリ溶液等で洗浄することにより容易に被覆膜をはがすことができる。

特許番号 5568726
名称 酸化チタン/層状複水酸化物複合体及びその製造方法
要旨

【課題】親水性物質の吸着能力に優れた酸化チタン/層状複水酸化物複合体を提供する。
【解決手段】本発明の酸化チタン/層状複水酸化物複合体は、層状複水酸化物の層間に酸化チタンが挿入されている。このような酸化チタン/層状複水酸化物複合体は、(1)層状複水酸化物の層間に存在する炭酸イオンを除去する脱炭酸工程と、(2)炭酸イオンの一部又は全部が除去された層状複水酸化物(該層状複水酸化物の加熱焼成された脱炭酸酸化物を含む)とペルオキソチタン溶液とを混合して層状複水酸化物の層間に酸化チタンを挿入させて酸化チタン/層状複水酸化物複合体とするインターカレーション工程とを行うことによって得られる。

特許番号 US8671547
名称 締結部材および締結構造(米国)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 5481623
名称 木質樹脂組成物及び木質ペレット
要旨

【課題】成形時の流動性に優れ、水蒸気処理木質材料の混合割合が80質量%であっても成形を行うことができる木質樹脂組成物及び木質ペレットを提供する。
【解決手段】本発明の木質樹脂組成物は、木質材料を水蒸気によって加熱処理した水蒸気処理木質材料と樹脂とが混合された木質樹脂組成物であって、前記樹脂はポリエチレンオキサイドとマレイン酸変性ポリオレフィンとを含むことを特徴とする。

特許番号 I427222
名称 締結部材および締結構造(台湾)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 5266503
名称 フィルム包装機の制御装置
要旨

【課題】複数の処理手段及び検査による各々の所定の処理を、共通のセンサからの出力に基づき処理することが可能なフィルム包装機の制御装置を提供する。
【解決手段】設定手段12は、1包装分の帯状フィルムの中から、所定の処理を施すエリアと、そのエリアからズレた位置であって所定の処理とは別の所定の処理を施すエリアと、フィルム上の基準とする基準位置とを設定する。記憶手段14は、設定手段12で設定した各エリアと、それらのエリアと基準位置との位置関係とを記憶する。ラインセンサ11は、フィルムの搬送経路で張られた状態の帯状フィルムに対向して配置される。発信手段1は、フィルム送り位置に関する信号を発信する。包装時におけるフィルム搬送中に、ラインセンサ11が撮像した画像データ情報から得た基準位置と発信手段1の信号とに基づき、各エリアについての所定の処理を施す信号を各々生成する。

特許番号 4878407
名称 締結部材および締結構造(日本)
要旨

【課題】高い緩み止め効果を奏する締結部材を提供する。
【解決手段】ねじ構造を有し、ねじ山頂部側の上部と、ねじ谷底側の下部とを備える締結部材であって、前記上部に形成された圧力側フランク面が、基準山形の圧力側フランク面よりも座面側に設けられ、前記下部の少なくとも一方の側面が、対応するフランク面の延長線よりも内側に設けられた締結部材とする。

特許番号 4848532
名称 路面画像作成方法および路面画像作成装置
要旨

【課題】路面画像を縮小して表示する際にも、クラックの位置や進展形状を識別可能とする技術を提供する。
【解決手段】微細なクラックの位置と進展形状を識別可能な縮小路面画像を作成する方法であって、道路を走行しながら路面を繰り返し撮影する工程と、撮影された原画像をつなぎ合わせた路面画像を記述する路面画像データを生成する工程と、路面画像データから、路面画像におけるクラックの位置と進展形状を特定する工程と、路面画像データから、路面画像を縮小した縮小路面画像を記述する縮小路面画像データを生成する工程と、路面画像から縮小路面画像への縮小倍率に従って、路面画像におけるクラックの位置と進展形状から、縮小路面画像におけるクラックの位置と進展形状を算出する工程と、縮小路面画像におけるクラックの位置と進展形状を縮小路面画像に識別可能に重ね合わせたクラック識別画像を出力する工程を備える方法。

特許番号 4793625
名称 海苔製品の品質判定方法及び海苔製品の品質判定装置
要旨

【課題】従来、海苔混合液の調整に関する技術として、海苔色の度合いを考慮して海苔調合液の濃度制御を行うことが開示されているが、調整の対象となる海苔調合液の濃度を海苔原料の色の相違に拘らず設定濃度を決定するに留まり、海苔混合液の品質を判定する方法と、この海苔混合液の品質判定用表示盤に関しては開示がない。
【構成】本発明は、海苔混合液中の海苔原藻及び/又は海苔原藻の水溶性物質を溶存した水溶液の波長依存性とを基に光学的手段により透過光量を検出し、この波長依存性及び/又は透過光量に準拠して海苔混合液の品質を判定する方法と、海苔混合液の品質を評価する海苔混合液の品質を判定する方法に使用する海苔混合液の品質判定用表示盤である。

特許番号 4734552
名称 路面の3次元形状の計測方法及びその装置
要旨

【課題】安価な市販の道具で、周囲を3次元計測する技術を提供する。
【解決手段】所定のXYZ直交座標系を用いて、移動体の周囲に存在する計測点の3次元座標を計測する方法であって、移動体を移動しながら、移動体に搭載したラインカメラで撮影を繰返す工程と、ラインカメラで計測点を撮影した時の「移動体の位置と、ラインカメラ視野面のXYZ直交座標系に対する角度と、ラインカメラ映像内での計測点位置」のデータの組を特定する工程と、少なくとも2組の前記データの組から、計測点の座標を演算する工程とを備えている。

特許番号 4581057
名称 路面画像作成装置と作成方法
要旨

曲線を描く路面を、曲線を描く路面画像で再現する技術を提案する。
本発明の路面画像作成装置は、路面を走行する車両と、車両の走行距離を測定する手段と、車両の幅方向には長くて車両の縦方向には狭い視野内の路面を撮影する車載のラインカメラと、車両の縦方向の視野幅に実質的に等しい距離を車両が走行する毎にラインカメラで撮影して得られた撮影データを記憶する手段と、撮影データを記憶した時点におけるラインカメラの視野の位置を決定する手段と、決定した視野の位置と記憶している撮影データに基づいて面的に広がる路面画像を出力する手段を備えている。

特許番号 4551990
名称 パノラマ映像作成方法と作成装置
要旨

特別な画像処理を施す必要なく簡易な方法で移動方向に伸びるとともに周方向に拡がるパノラマ映像を作成することが可能な技術を提供する。
複数のラインカメラを移動体に対し、主点同士が移動方向に所定距離Xだけオフセットされ、視野面同士は平行であり、移動方向から見た場合に各カメラの視野が連続するという関係を満たして固定し、移動体で移動しながら、移動距離を測定し、所定距離を移動する毎に各カメラで撮影し、撮影データを移動距離と関連付けて記憶する工程を実施し、その後に前方側にあるラインカメラで移動距離がYであるときに撮影した撮影データから再現される映像と、後方側にあるラインカメラで移動距離がX+Yであるときに撮影した撮影データから再現される映像を、前記基準線からの角度に基づいて特定される位置関係の下で同一直線上に配置する工程と、直線状に配置された映像を移動方向に並列配置する工程を実行する。

特許番号 4107512
名称 光触媒コーティング液及び光触媒皮膜形成方法
要旨

アルデヒド類やトルエンといったシックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を分解・除去する光触媒コーティングを実現した。このコーティング液は、通常のスプレー塗布により常温で被膜ができる。
そのため室内の天井、壁などに直接塗布することができ、室内環境の浄化に寄与できる。
実際の建造物室内にコーティング施工してVOC分解性能を追跡する実証試験も行っており、高い性能を発揮した。