得意技術

工業研究所が得意とする技術を紹介します。
それぞれの技術は、新技術開発などのご依頼にお応えするため当所の独自技術を活用したシーズ主導型の技術、 および従来よりご要望の高い試験や分析・評価のご依頼にお応えするためのニーズ主導型の技術に分かれています。
詳しくは担当室までお気軽にお問い合わせ下さい。

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得意技術一覧(シーズ主導型)

機械

  1. 1

    CAEを用いた設計・生産・加工の支援

    加工技術、物理測定

    CAE を用いた設計・生産・加工の支援

    得意技術の名称

    CAE を用いた設計・生産・加工の支援

    CAE(Computer Aided Engineering)による製品設計や生産工程設計等の業務を後方支援します。 CAEソフトウエアの選定や導入支援、またCAEを運用する際に必要となる材料物性試験や妥当性評価試験等をお手伝いします。

    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード

    プレス部品、樹脂成形品は製品設計から製造工程までシミュレーションできます。

    CAE、構造解析、プレス成形解析、自動車衝突解析、鍛造解析、樹脂流動解析、CAEのための材料試験、高速引張試験、樹脂引張試験、応力-ひずみ曲線、衝撃試験、DICによるひずみ計測

    主要設備

    製品設計から製造・評価までCAE と実験での検証が可能な設備を有しています。

    CAEソフトウエア(Solidworks Premium、JSTAMP、DEFORM 3D、LS-DYNA、3D-TIMON、HyperWorks、Digimat)、高速引張試験機(H22)、オートグラフ、衝撃圧縮試験機(H22)、デジタル3Dコリレーションシステム(H22)

    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • CAEの導入支援(プレス成形解析、鍛造解析、自動車衝突解析等)
    • 自動車衝突解析を目的とした材料試験および材料パラメータ同定(樹脂、金属)
    • プレス成形解析を目的とした材料試験および材料パラメータ同定(金属)
    • DICによるひずみ計測
    • 樹脂流動解析における繊維配向の予測
    • 強化繊維を考慮した構造解析
    今後取り組みたい課題
    • 部分軟化を利用したアルミニウム合金板の成形技術の向上
    • DICのひずみ計測情報を利用した大ひずみ域の応力-ひずみ曲線の同定
    分野 加工技術、物理測定
  2. 2

    CAEを用いた電子機器・部品・材料の熱設計および対策

    電子実装、機能材料、物理測定

    CAEを用いた電子機器・部品・材料の熱設計および対策

    得意技術の名称 CAEを用いた電子機器・部品・材料の熱設計および対策
    電子機器の小型化・高性能化に伴う自己発熱密度の増大が深刻な問題になっています。これに対して、シミュレーション技術を用いた熱対策技術、いわゆる熱設計を製品開発に活用して、開発期間の短縮及び開発費の削減を図っています。また、計算に必要となる発熱量や電子部品の熱抵抗を求める測定を行っています。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード 熱設計・シミュレーションに多くの経験を有しています。
    熱設計、熱流体解析、温度予測、発熱量、過渡熱測定
    主要設備 熱解析により適切な放熱手法を求めることができます。
    電子機器熱解析装置(H16)・熱流体解析装置(H23)・過渡熱測定装置(H23)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 熱・温度に関する材料物性評価技術、熱設計技術の確立
    • 電子機器の熱問題を解決するためのシミュレーション技術の開発
    • 電子機器の設計効率化に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • 最適な放熱手法
    • 新しい電子部品に対する解析手法の確立
    分野 電子実装、機能材料、物理測定
  3. 3

    部品・材料の熱・温度に関する物性評価

    機能材料、物理測定、信頼性

    部品・材料の熱・温度に関する物性評価

    得意技術の名称 部品・材料の熱・温度に関する物性評価
    樹脂、セラミックス、金属など、各種工業材料の熱物性測定を行っています。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード 放熱材料から断熱材まで、様々な材料に対応します。
    温度、熱、熱伝導率、熱拡散率、比熱(容量)、放射率
    主要設備 熱物性評価に対応した測定機器を揃えています。
    レーザフラッシュ法熱定数測定装置(H16)、キセノンフラッシュ法熱定数測定装置(H23)、平板熱流計法熱伝導率測定装置(H23)、DSC(示差走査型熱量計)(R1)、サーモグラフィー(H30)、放射率測定装置(R1)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 熱・温度に関する材料物性評価技術、熱設計技術の確立
    • 熱物性評価技術の向上に関する研究
    • 放熱材料の熱的挙動の解明
    今後取り組みたい課題
    • 電子材料の熱物性測定技術の確立
    • 熱設計への応用
    分野 機能材料、物理測定、信頼性

電子・情報

  1. 4

    画像応用システム(ハードウェア・ソフトウェア)の開発支援

    情報

    画像応用システム(ハードウェア・ソフトウェア)の開発支援

    得意技術の名称 画像応用システム(ハードウェア・ソフトウェア)の開発支援
    カメラ画像を利用した外観検査や形状測定を行うシステムの開発支援を行います。レンズ・照明・カメラなどの撮像システムと画像データを処理演算するシステムの開発・製作に関して、技術指導・受託研究および光学測定・試験を行います。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード 目的や対象物にあった画像入力・画像演算および照明装置の開発を支援します。
    デジタル画像処理、畳み込みニューラルネットワーク、ソフトウェア開発、カメラ、照明、レンズ、反射光分布、多波長分光画像、外観検査、形状測定
    主要設備 最適な撮像条件を調べる装置と大規模な画像演算を行う装置を備えています。
    GPU搭載コンピュータ(R1)、ハイパースペクトルカメラ(R1)、産業用人協働ロボット(R1)、輝度・照明測定装置(H26)、反射・透過測定装置(H26)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 鏡面、透明対象物の撮像システムと画像処理の研究
    • 反射光分布の測定・試験
    • 畳み込みニューラルネットワークの活用研修・応用研究
    今後取り組みたい課題
    • 多波長の画像撮像と応用
    • 協調ロボットを活用した外観検査システム
    分野 情報
  2. 5

    シングルボードコンピュータによるセンシング技術とネットワークの活用

    情報

    シングルボードコンピュータによるセンシング技術とネットワークの活用

    得意技術の名称 シングルボードコンピュータによるセンシング技術とネットワークの活用
    シングルボードコンピュータの汎用インターフェースを利用して、各種センサーを接続したセンシング技術を扱います。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード ライブラリが豊富にある言語を用いて各種OS上に開発環境を構築して、簡便なコーディングにより様々な機能を導入します。
    Windows, Mac OS,Linux, Python, JavaScript, docker, Visual Studio Code
    主要設備 シングルボードコンピュータはイーサーネットに対応しているため、研修用のコンピュータから遠隔で制御やデータの取得などを行うことができます。
    研修用コンピュータ: Mac mini (21台)、(仮想化ソフトウェアにより WindowsやLinuxも利用可能)、シングルボードコンピュータ
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • シングルボードコンピュータによるセンシングデータ取得
    • ローカルエリアネットワークにおけるセンシングデータの保存および可視化
    • Python言語による大容量CSVデータ処理
    今後取り組みたい課題
    • Python言語の導入支援、業務効率化
    • 生産現場におけるシングルボードコンピュータの応用・IoT化
    • センシングデータを活用したAIの開発
    • 産業用ネットワークを用いた工場や製造機器の高度化
    分野 情報
  3. 6

    ソフトウェアの設計・評価・開発の支援

    情報

    ソフトウェアの設計・評価・開発の支援

    得意技術の名称 ソフトウェアの設計・評価・開発の支援
    ソフトウェア開発ツールを利用して、各種OS及びフレームワーク等の実行環境に対応したソフトウェアの開発を支援します。
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード 様々なソフトウェア開発ツールを活用したソフトウェアの開発及び検証に取り組んでいます。
    Windows、 Mac OS、Linux、仮想化ソフトウェア(Docker等)、C/C++、 Python、Java、C#、 JavaScript、 Eclipse、 Visual Studio(Code)、 GCC、 Git
    主要設備 多様なプログラム実行環境をサポートします.また研修用コンピュータを利用してプログラム作成などの実習による支援を行うこともできます.
    研修用コンピュータ: Mac mini (21台)(仮想化ソフトウェアにより WindowsやLinuxも利用可能)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • Windows向けアプリケーションソフトウェアの開発
    • Linuxデバイスドライバの開発
    今後取り組みたい課題
    • 次世代プログラミング言語を利用したソフトウェア開発に関する研究
    • ウェブIDEを利用したソフトウェア開発環境に関する研究
    分野 情報
  4. 7

    電磁波の計測とセンシング応用

    物理測定

    電磁波の計測とセンシング応用

    得意技術の名称 電磁波の計測とセンシング応用
    自動車衝突防止レーダに象徴されるように、マイクロ波・ミリ波といった周波数が10GHz以上の電磁波の利用が進んでいます。当所では、マイクロ波域での高速情報通信に加え、マイクロ波・ミリ波域での工業材料の物理化学計測に特徴を持った電磁波利用技術に関する技術支援を行っています。
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード ラジオ波からミリ波域までの電磁波利用に関連した技術支援を行います。
    電波(電磁波)、電波素子(発振器、電磁波センサ、アンテナ)、伝送系(伝送線路、導波管)、高周波特性(電磁波伝播、Sパラメータ、特性線路インピーダンス)、電磁波センシング、電磁界シミュレーション
    主要設備 ミリ波領域までの幅広い周波数領域に対応します。
    RFスペクトラムアナライザ、ベクトルネットワークアナライザ(H10)、インピーダンスアナライザ(H3)、電磁界シミュレーションソフト(J-MAG)(H15)、電子スピン共鳴測定(ESR)(S55)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 総務省〔戦略的情報通信研究開発推進事業〕電波有効利用促進形研究開発「インフラ維持管理のコスト低減を目指したミリ波を用いる早期劣化診断手法の研究開発」(H28)
    • マイクロ波、ミリ波を用いた工業材料の電波特性計測
    • 高周波材料の特性評価
    • 電磁界シミュレーションを活用した技術開発
    • 中小企業技術者研修(中級電子回路)「高周波回路」
    今後取り組みたい課題
    • 電波を利用した計測技術開発(物理化学計測、情報通信)
    • 電磁界シミュレーションを活用した電波計測に関する開発支援
    • 電磁波に関連した計測や評価技術(常磁性共鳴、ミリ波・マイクロ波計測など)
    分野 物理測定
  5. 8

    機械学習を用いたデータ処理

    情報

    機械学習を用いたデータ処理

    得意技術の名称 機械学習を用いたデータ処理

    機械学習を用いて、各種データから制御ルールを獲得する制御システムの開発や知識などの抽出した情報の解析を行います。
    担当室 システム技術部 製品技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9861
    得意技術を表すキーワード 機械学習の応用研究を行っています。
    深層学習、ニューラルネットワーク、ファジィ理論、進化アルゴリズム、クラスタリング、ブースティングアルゴリズム、プログラミング、移動ロボット
    主要設備 機械学習プログラム設計やC言語による制御系設計・シミュレーションが行えます。
    ソフトウェアツール: Jupyter Lab、 Python、 Visual C++、Linux
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 深層学習に関するプログラム設計指導
    • データからの特徴抽出
    • 小型移動ロボットの開発
    • ロボットに対する教示と学習に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • 自動運転技術の開発
    • パートナーロボットの開発
    • 各種データからの情報抽出
    分野 情報
  6. 9

    電気化学デバイスの開発

    機能材料、物理測定

    電気化学デバイスの開発

    得意技術の名称 電気化学デバイスの開発
    環境負荷の少ないクリーンなエネルギー源として注目されている燃料電池や再生可能エネルギーとの組み合わせで活用される二次電池は電気化学を用いています。 化学物質と電気エネルギーを変換できる電気化学を様々な用途に応用する技術開発や製品開発に取り組んでいます。
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード この分野では、独自の研究開発に加え他機関や企業の方々と共同で取り組んでおり、燃料電池については基礎的な製造技術やシステム化技術を有しています。 蓄電池は特性評価を中心に、電池材料評価技術についても対応いたします。
    燃料電池および材料評価技術、二次電池特性評価技術、電気化学測定、電気化学センシング、電極触媒作製、電極材料評価技術
    主要設備 電池開発・評価では専用の測定・評価装置を使用します。材料評価については当研究所内の機器を共用します。
    電気化学評価装置、電子顕微鏡、赤外分光装置、電池特性評価装置、X線回折装置、光電子分光装置
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 携帯用燃料電池・教材用燃料電池の開発
    • 電池および材料評価技術の高度化
    • 燃料電池および二次電池電極材料の開発
    • 炭素材料の電気化学応用
    今後取り組みたい課題 燃料電池開発や二次電池の開発では、基礎技術から応用技術まで、複数企業、大学、公的研究機関などとの共同研究を行っています。 電極触媒は材料開発から電気化学評価まで幅広く行っています。これらの研究をもとに環境浄化など新しい分野への展開を行っております。
    分野 機能材料、物理測定

材料

  1. 10

    プラスチック・複合材の機械特性評価

    機能材料、物理測定、資源環境、信頼性

    プラスチック・複合材の機械特性評価

    得意技術の名称 プラスチック・複合材の機械特性評価
    プラスチックや複合材は、軽量化ニーズから技術開発が進む一方、ライフサイクルを考慮しない製品の増加は、環境問題を引き起こします。 当所は、プラスチックや複合材の機械特性を評価する様々な機器や技術を有しており、 軽量・高強度化や環境負荷低減等の課題解決を目指す中小企業を支援しています。
    担当室 システム技術部 製品技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9861
    得意技術を表すキーワード 材料や試験方法に関する知見を基に、課題解決に最適な方法を提案します。
    プラスチック、複合材(CFRP等)、引張試験、圧縮試験、曲げ試験、衝撃試験、疲労試験、応力-ひずみ曲線、弾性率、ポアソン比
    主要設備 基本的な物性試験に加え、衝撃特性やひずみ測定に対応した機器が豊富です。
    万能材料試験機(恒温槽あり)、衝撃試験機(シャルピー・アイゾット・デュポン・パンクチャー)、疲労試験機、ひずみ測定機器(ひずみゲージ、非接触ビデオ伸び計、DIC)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • JIS規格に準じた各種物性試験(引張・圧縮・曲げ・衝撃など)
    • 規格がない製品や実使用を想定したオーダーメイド試験
    • プラスチックや複合材(CFRP等)の疲労特性の評価
    • CFRPの繊維・樹脂界面の応力・ひずみ測定
    • 新規フィラーや木質資源を利用した複合材の開発
    今後取り組みたい課題
    • 衝撃や疲労特性に優れたプラスチック・複合材の開発
    • 環境負荷の低いプラスチック・複合材の機械特性向上
    分野 機能材料、物理測定、資源環境、信頼性
  2. 11

    プラスチックの複合化、成形加工

    機能材料、加工技術、物理測定、信頼性

    プラスチックの複合化、成形加工

    得意技術の名称 プラスチックの複合化、成形加工
    プラスチックに対し添加剤やフィラーを溶融混合することにより、物性の改善、機能化を行います。 押出フィルム・シート成形、射出成形による各種物性評価用試験片が試作可能です。
    樹脂流動解析ソフトウエア、材料物性予測ツールを用いて複合材料の繊維配向を考慮した連成解析が可能です。
    担当室 材料技術部 環境・有機材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9885
    得意技術を表すキーワード 材料試作から物性評価用試験片の作製、CAEによる連成解析が可能です。
    新規材料開発、リアクティブプロセッシング、射出成形、ダンベル・短冊試験片、平板試験片、押出フィルム、シート、樹脂流動解析、繊維長測定
    主要設備 数十グラムから数キログラムのサンプルで実験可能な試作設備と解析ソフトウエア
    二軸押出機 Φ15 L/D = 30(H11)、樹脂混錬機 ミキサ容量 60、90 cc(H17) 射出成形機 18 t(H12)、メルトフロー試験機(H13)、流動特性測定装置(H17) ホットプレス、冷却プレス、樹脂流動解析ソフト(3D TIMON)、マルチスケール解析ソフト(Digimat)、画像解析ソフト(WinROOF)
    ※装置は標準仕様のため金属・無機材料、腐食性の材料の混合・成形はできません。
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • ポリ乳酸の結晶化・耐衝撃性付与
    • ポリマークレイナノコンポジットに関する研究
    • 木粉とプラスチックの複合化
    • 物性・繊維配向評価用試験片の作成
    • PE、PEN、PLA、PCのフィルム・シート加工
    • 強化繊維を考慮した構造解析
    • デジタル画像を用いた繊維長測定に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • リアクティブプロセッシングによる材料開発
    • 繊維強化プラスチックの成形加工条件と繊維破損・配向に関する研究
    分野 機能材料、加工技術、物理測定、信頼性
  3. 12

    プラズマ技術を応用した表面処理

    機能材料、加工技術

    プラズマ技術を応用した表面処理

    得意技術の名称 プラズマ技術を応用した表面処理
    工業研究所ではプラズマを用いた表面処理に関する技術相談や試験を(公財)名古屋産業振興公社と連携して行っています。
    担当室 材料技術部 表面技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9855
    得意技術を表すキーワード ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂にプラズマを照射し、材料の表面に親水性の官能基を付与することにより接着強度を向上できます。 また、プラズマ照射により、材料の表面に付着した汚れなどの除去や殺菌・除菌等が可能です。
    表面改質、樹脂の接着、洗浄、殺菌
    主要設備 大気圧プラズマや真空プラズマ装置を用いて、樹脂や金属などの材料に対する表面処理を行うことができます。 また、接触角計、引張試験機、FT-IRなどの機器を利用して、プラズマ表面処理後の評価分析を行うことができます。
    大気圧プラズマ装置((株)FUJI製、日本プラズマトリート(株)製、(株)イー・スクエア製)、真空プラズマ装置、 引張試験機、接触角計、FT-IR、液体クロマトグラフ、有機炭素計、レーザー顕微鏡
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • プラズマ処理による樹脂表面への親水性付与
    • プラズマ処理によるプライマーレスでの樹脂の接着
    • 液面プラズマ技術による粉体の表面改質
    今後取り組みたい課題
    • 溶液が関わるプラズマを活用した機能性材料の創製
    • 粉体用プラズマ装置の導入と粉体の表面改質
    分野 機能材料、加工技術
  4. 13

    次世代対応型めっき技術の開発およびめっき膜の各種評価

    機能材料、加工技術、資源環境、電子実装

    次世代対応型めっき技術の開発およびめっき膜の各種評価

    得意技術の名称 次世代対応型めっき技術の開発およびめっき膜の各種評価
    各種材料表面に新たな金属を付与するめっき技術は電気めっきと無電解めっきに大別されます。 これらめっき技術に関わる下記事項について取り組んでおります。

    • 新しい機能・特性の出現ならびに更なる機能向上を目指しためっき技術の開発
    • 新しい材料表面に対する各種金属めっき付与技術の開発
    • 地球と健康に優しい次世代に対応しためっき技術の開発
    • 各種めっき膜の特性評価および新しい評価技術の開発
    担当室 材料技術部 表面技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9855
    得意技術を表すキーワード 電気めっきをはじめとした各種めっき技術の研究開発とめっき膜の機能・特性向上を目指しています。
    テキスト
    主要設備 電気めっき、無電解めっきの作製およびめっき膜の評価を実施することが可能。
    めっき電源、パルス電源、電気化学測定装置、電気化学インピーダンス測定装置、膜厚測定器(破壊式、非破壊式)、 塩水噴霧試験機、キャス試験機、マイクロビッカース硬度測定機、ナノインデンター装置、ボール・オン・ディスク型摩耗試験機、 キャピラリー電気泳動分析装置、光学顕微鏡、走査型電子顕微鏡、X線回折装置、グロー放電発光表面分析装置
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • スズおよびスズ合金めっきの新機能出現に関する研究開発およびこれらの産業応用
    • 各種金属パルスめっきの研究開発およびこれらの産業応用
    • 耐食性向上を目指した亜鉛および亜鉛合金めっきに関する技術開発
    • ガラス繊維含有樹脂表面へのめっき付与に関する技術開発
    今後取り組みたい課題
    • めっき膜構造制御による膜物性の設計
    • 各種材料表面に対応しためっき技術開発
    分野 機能材料、加工技術、資源環境、電子実装
  5. 14

    繊維・樹脂界面の化学処理によるFRPの高機能化

    機能材料、化学分析、資源環境

    繊維・樹脂界面の化学処理によるFRPの高機能化

    得意技術の名称 繊維・樹脂界面の化学処理によるFRPの高機能化
    ガラス繊維、炭素繊維に加え、近年ではセルロースナノファイバー等の天然資源由来の繊維もFRPに適用され始めてきています。 当所は、FRPの高機能化のための鍵となる、繊維の分散状態や繊維と樹脂との密着性の向上を化学的に行う手法や、 その評価手法について知見を有しています。
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード 工業製品材料として使われるFRPの高機能化のための技術です。
    FRP(繊維強化プラスチック)、複合材料、ガラス繊維、炭素繊維、セルロースナノファイバー、 分散性、密着性、繊維径、繊維長、機械的特性、相溶性、疎水化、射出成形、添加剤
    主要設備 繊維の化学処理やFRPの評価を研究レベルで行う設備です。
    化学反応実験設備、赤外分光光度計、電子顕微鏡、X線CT装置、万能材料試験機、 衝撃試験機、表面性試験機、接触角計、射出成形機、メルトフロー試験機
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • GFRP/CFRPに関する研究・試験
    • セルロースナノファイバーと熱可塑性樹脂の複合化
    今後取り組みたい課題
    • 機能性と低コスト性を両立したFRP材料の開発
    分野 機能材料、化学分析、資源環境

化学

  1. 15

    化学溶液法による機能性コーティング

    機能材料、加工技術、化学分析、資源環境

    化学溶液法による機能性コーティング

    得意技術の名称 化学溶液法による機能性コーティング
    低温プロセスにより付加価値の高い機能性の付与を可能とする環境に優しいコーティング技術です。 シリカ、チタニア、ジルコニアやアルミナ等のセラミックスコーティングをはじめとし、各種材料表面に耐食性、耐水性、耐酸化性などの機能付与が可能です。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 低温で多種多様な形状の材料表面に対して、均一で緻密なコーティング膜が作製できる省エネルギー的な方法です。
    コーティング、透明無機バインダー、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニア、メチルトリエトキシシラン、 ポリビニルブチラール、耐食性、耐水性、耐熱性、耐酸化性、親水性、撥水性、耐擦傷性、防汚性
    主要設備 高価な機器や設備を必要としない安価で簡易な方法です。コーティング皮膜の分析評価装置も揃っています。
    ディップコーター(H13)、塗工機、乾燥機、マッフル炉、X線回折装置(H27)、X線分析機能付高分解能走査型電子顕微鏡(H20)、 光電子分光装置(H26)、赤外分光光度計、接触角計
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • セラミックスコーティング膜の研究開発
    • クロメート代替を目的とした水系シリカコーティング剤の開発
    • 木質成形体へのクリアハードコーティング
    • 透明無機バインダーによる無機多孔質体の接着・強化
    • 二酸化チタン含有無機バインダーを用いた透水性を有したハイグレード塗装、各種材料表面へ光触媒コーティング
    • コンクリート基材への耐水・防汚コーティング
    今後取り組みたい課題
    • 化学溶液法にファインバブルやプラズマ処理技術等を組み合わせた新規手法による材料表面の高機能化
    分野 機能材料、加工技術、化学分析、資源環境
  2. 16

    機能性高分子材料の合成とその応用

    機能材料、物理測定、化学分析、資源環境

    機能性高分子材料の合成とその応用

    得意技術の名称 機能性高分子材料の合成とその応用
    新しい機能を有する材料を独自に合成しています。様々な用途に応じた機能が発現するように、分子設計をして、材料開発を行います。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 電子材料、蛍光材料、非収縮性接着剤などの合成に取り組んでいます。
    有機合成、高分子合成、重合、機能性高分子、分子集合、立体制御、添加剤、非収縮性接着剤、 イオン導電体、非水電解液、蛍光材料、感光材料、光機能、自己修復性材料、生分解性プラスチック
    主要設備 合成に必要とされる評価装置は各種揃っています。
    超電導固体核磁気共鳴装置(H25),赤外イメージング顕微鏡(H25),フーリエ変換赤外分光光度計(H11)、 紫外可視近赤外分光光度計(H14),サイズ排除クロマトグラフ(H14),分取液体クロマトグラフシステム(H19), 熱天秤(H24),示差走査熱量計(H24),熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置(H17)、高分解能質量分析計(R元)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 重合反応における立体規則性制御
    • 非収縮性接着剤の開発
    • 蛍光性高分子材料の開発
    • 電子デバイス向け有機材料の開発
    • 塗料バインダーの開発
    • 生分解性樹脂の開発
    • 有機材料の構造解析
    今後取り組みたい課題
    • 自己修復材料の開発
    • 機能性色素材料の開発
    • 高機能性樹脂添加剤の開発
    • 機能性超分子の開発
    分野 機能材料、物理測定、化学分析、資源環境
  3. 17

    光触媒材料の開発と性能評価

    機能材料、化学分析、資源環境

    光触媒材料の開発と性能評価

    得意技術の名称 光触媒材料の開発と性能評価
    環境を浄化・保全するための光触媒性能等の機能を有する材料開発および光触媒材料・製品の性能評価を行います。
    担当室 材料技術部 表面技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9855
    得意技術を表すキーワード 環境を浄化・保全するための新たな光触媒の開発に取り組んでいます。
    光触媒、防塵、防汚、空気浄化、水質浄化、脱臭、除菌、酸化チタン、酸化タングステン、 助触媒、光照射、有機物分解、多孔体、吸着材、ナノ材料、ハイブリッド材料、機能性材料
    主要設備 材料および性能評価のために各種分析装置を揃えています。
    X線回折装置(H27)、熱分析装置(H7)、乾燥機、マッフル炉、ガスクロマトグラフィー(H14)、液体クロマトグラフィー(H14)、 イオンクロマトグラフィー(H18)、全有機体炭素計(H19)、スプレードライヤー(H14)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 防塵、防汚を目的とする光触媒の研究開発
    • 脱臭、除菌等室内環境での利用を目的とする可視光応答型光触媒の研究開発
    • JIS R1704に準拠した水質浄化性能評価試験
    • 堀川護岸の防汚に関する実地試験
    今後取り組みたい課題
    • 高効率光触媒材料の開発
    • 脱臭、除菌を目的とする安価で環境に優しい光触媒の開発
    分野 機能材料、化学分析、資源環境
  4. 18

    湿式法による有価物の分離・回収

    資源環境

    湿式法による有価物の分離・回収

    得意技術の名称 湿式法による有価物の分離・回収
    廃水、排液中の希少金属などの分離回収を湿式分離法で行います。
    担当室 材料技術部 環境・有機材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9885
    得意技術を表すキーワード 泡沫分離や吸水ゲルを用いた選択分離回収を行っています。
    泡沫分離法、吸水ゲル、溶媒抽出、レアメタル、貴金属
    主要設備 溶液中の金属濃度を測定する装置です。
    ICP発光分光分析装置(H22)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 連続向流泡沫分離法による稀薄溶液からの希少金属の選択分離回収(金、パラジウム、ガリウム、インジウム等を対象、実液への適用も実施済み)
    • 吸水ゲルを用いた金の選択分離回収、および六価クロムの選択的な吸着還元
    • 界面活性剤を含む新規金属イオン捕収剤の探索と開発
    • 非イオン性界面活性剤を用いた金やガリウムの溶媒抽出
    • フロン溶媒を用いた溶媒抽出
    • 廃プリント基板からの有価金属回収
    • 廃タイヤ焼却灰とポリ塩化ビニルの混合熱処理による資源回収プロセス開発
    • 固液流動層を用いたプラスチックの分別
    今後取り組みたい課題
    • 連続向流泡沫分離法の回収対象の拡張(希土類など)
    • 新規金属イオン捕収剤の探索・開発
    • 新規分離法の開発
    分野 資源環境
  5. 19

    微生物利用および生分解性高分子材料の開発

    機能材料、化学分析、資源環境

    微生物利用および生分解性高分子材料の開発

    得意技術の名称 微生物利用および生分解性高分子材料の開発
    微生物を工業利用する技術として、微生物を使って、排水処理をする技術、物質を変換する技術、資源型の材料を開発する技術を扱っています。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 微生物の取り扱い、有機合成、有機分析に長年の経験を有するほか、木材化学、生分解性高分子材料などの生分解性材料についても取り扱っています。
    微生物のスクリーニング、微生物の分離、微生物の培養、生分解性ポリマー、廃水処理、BOD、COD、有機合成、 示差熱分析、赤外分光分析、紫外可視分光分析、核磁気共鳴スペクトル分析、マススペクトル分析、分子量測定、 走査電子顕微鏡(低真空、高真空、凍結)、リグニン分析、機能性色素、生分解性材料
    主要設備 微生物の取り扱い、有機分析に関連した機器を揃えています
    顕微赤外分光システム(H13)、低真空走査電子顕微鏡(H19)、熱分析システム(H11)、全有機体炭素計(H11)、 低温中圧液体クロマトグラフ(H11)、遠心分離機(H10)、偏光顕微鏡(H10)、低温冷凍庫(H11)、摩擦堅牢度試験機(H10)、 クリーンベンチ(H17)、オートクレーブ(H2)、紫外可視分光光度計(H2)、培養装置(H9)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 難分解性物質の微生物処理
    • 廃水の高度処理、循環再利用技術の研究開発
    • 生分解性プラスチックの開発研究
    • 環境適応型プラスチックの利用に関する研究
    • 微生物のスクリーニング方法に関する研究
    • 木質系材料の改質に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • 環境循環型材料を使用した製品開発
    • 環境改善技術
    • 微生物を利用した有用有機物の合成
    • 木質材料(リグニン)の有効利用
    • 微生物変換によるバイオマス利用
    • 微生物による土壌浄化
    分野 機能材料、化学分析、資源環境
  6. 20

    有機ナノ組織体の開発と応用

    機能材料、化学分析、資源環境

    有機ナノ組織体の開発と応用

    得意技術の名称 有機ナノ組織体の開発と応用
    有機分子がナノスケールで組織化することにより新しい機能を発現するような組織体やそれを利用した機能性材料の開発と評価を行います。
    担当室 材料技術部 表面技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9855
    得意技術を表すキーワード 新しい機能を発揮する組織体(ゲル化剤、超撥水剤、吸着材など)の開発と機能の評価を行っています。
    ナノ組織体、ナノファイバー、ゲル、有機結晶、超撥水剤、吸着材、金属回収、分子設計、有機合成、有機分析、表面観察、ぬれ性評価、表面張力
    主要設備 有機材料の組成分析や表面分析の主要な装置は揃っています。
    環境制御型電子顕微鏡(H19)、表面張力計(H21)、接触角計(H19)、顕微赤外分光システム(H25)、核磁気共鳴分析装置(H25)、 高分解能質量分析装置(R1)、熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置(H17)、熱分析システム(H24)、X線回折装置(H27)、ICP発光分光分析装置(H22)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 環境を保全する新規吸水・吸油材料の開発
    • 新規オイルゲル化剤の開発
    • 環境に優しい撥水・強化紙材の開発
    • 白金族金属の選択的回収を可能とする吸水ゲルの開発
    • 新規ホウ素吸着材の開発
    今後取り組みたい課題
    • 高性能オイルゲル化剤の開発
    • 環境に優しい撥水剤の開発
    • 有価金属を吸着する吸水ゲルの開発
    分野 機能材料、化学分析、資源環境

得意技術一覧(ニーズ主導型)

機械

  1. 21

    各種材料の振動減衰特性評価

    物理測定

    各種材料の振動減衰特性評価

    得意技術の名称 各種材料の振動減衰特性評価
    JIS K7391振動減衰特性試験方法に規定されている片持ちはり法または中央加振法により、各種材料の振動減衰特性(損失係数)が評価できます。
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード 本装置は単層材料や複合はり(例:鋼板などの基材と制振材料を重ね合わせたもの)の試験が実施できます。
    損失係数、片持ちはり法、中央加振法、複合はり、繊維強化プラスチック
    主要設備 JIS K7391に規定されている片持ちはり法・中央加振法に対応しています。
    恒温槽が付属しているため、試験温度を一定に保つことができます。
    また、恒温槽内に試験片を最大3本設置できるため、同一条件下での温度負荷試験が効率的に実施できます。

    損失係数測定装置(H28)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 損失係数測定装置による振動減衰特性評価
    • モード解析による制振複合板の振動減衰特性評価
    • 炭素繊維強化熱可塑性プラスチックの振動減衰特性評価
    今後取り組みたい課題
    • 共振法による縦弾性係数測定
    分野 物理測定
  2. 22

    緩衝材料・製品などの衝撃特性評価

    物理測定、信頼性

    緩衝材料・製品などの衝撃特性評価

    得意技術の名称 緩衝材料・製品などの衝撃特性評価
    各種緩衝材料に対し衝撃による加速度測定や荷重測定を行うことで、衝撃特性を評価しています。また大型の衝撃圧縮試験機では、衝撃吸収部材の性能評価や、パンクチャー試験などを行っています。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 緩衝材料の衝撃緩和特性を検証し、製品の衝撃破壊を低減させます。
    衝撃、緩衝材料、加速度測定、荷重測定、クラッシュボックス、パンクチャー、多軸衝撃
    主要設備 衝撃発生時の加速度や荷重、変位の測定を行います。
    インパルスハンマ、衝撃用加速度センサ、フォースセンサ、レーザ変位計(H18)、衝撃圧縮試験機(H22)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 緩衝材料の衝撃吸収特性に関する研究
    • 自動車部品材料の軽量化
    今後取り組みたい課題
    • 衝撃による製品破壊の低減化
    • 対象物に対する緩衝材料の最適使用量の検討
    分野 物理測定、信頼性
  3. 23

    機械製品動作の計測・解析

    信頼性

    機械製品動作の計測・解析

    得意技術の名称 機械製品動作の計測・解析
    機械製品の動作軌跡を計測することで、製品の信頼性評価に役立てます。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード 自動と手動を問わずに機械製品の動作計測が可能です。
    三次元動作計測、モーションキャプチャ、高速度撮影
    主要設備 光学式の三次元動作計測と高速度カメラで構成されたシステムです。
    三次元動作計測システム(H29)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 機械製品動作時の加速度計測と解析
    • 高速動作機構の撮影
    今後取り組みたい課題
    • 高速度カメラを利用した三次元動作軌跡の時間補間
    • 機械を利用する人を含めた動作計測による操作性評価方法の研究
    分野 信頼性
  4. 24

    電子・機械部材の三次元形状測定、表面観察および評価

    物理測定、信頼性

    電子・機械部材の三次元形状測定、表面観察および評価

    得意技術の名称 電子・機械部材の三次元形状測定、表面観察および評価
    製品や部品、部材表面の微小形状や寸法測定、拡大観察や表面状態の評価を行います。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード 各種材質表面の形状測定および観察
    寸法、三次元形状、微小形状、表面粗さ、表面観察、顕微鏡
    主要設備 表面の微小形状や寸法の測定、状態や色の観察が行えます。
    光学特性評価システム-形状測定装置(H26)、環境制御型走査プローブ顕微鏡(H10)、デジタルマイクロスコープ(H23)、ハイパースペクトルカメラ(R1)、非接触三次元測定装置(H10)、表面粗さ・輪郭形状測定機(H10)、万能横型測長機(H5)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 電子部材表面の三次元形状測定、拡大観察
    • 精密機械部品の寸法、形状測定
    • 金属、プラスチック、ゴムの表面粗さ測定
    今後取り組みたい課題
    • 三次元測定技術の向上
    • 高精度測定への対応
    分野 物理測定、信頼性
  5. 25

    機械部品・金属材料の特性評価

    信頼性

    機械部品・金属材料の特性評価

    得意技術の名称 機械部品・金属材料の特性評価
    機械部品・金属材料の機械特性評価や、ミクロ組織・マクロ組織観察を行っています。
    担当室 材料技術部 金属材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9880
    得意技術を表すキーワード 金属材料の特性について様々な試験が可能です。
    引張試験、曲げ試験、圧縮試験、硬さ試験、疲労試験、衝撃試験、ミクロ組織観察、マクロ組織観察、鉄鋼材料、非鉄金属材料、熱処理
    主要設備 各種硬さ試験機や、引張・圧縮・曲げ試験が可能な材料試験機(~250 kN)などを用いて試験ができます。
    万能材料試験機(S48)、計測制御式精密万能試験機(H1)、万能材料試験機(H25)、ロックウェル・ビッカース・マイクロビッカース硬さ試験機(H24)、 金属顕微鏡(H17)、実体顕微鏡(H7)、デジタルマイクロスコープ(H30)、軸力疲労試験機、片持ち回転曲げ疲労試験機(H19)、シャルピー衝撃試験機(S52)、 熱風循環式熱処理炉(H13)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 負荷試験での製品の強度測定
    • 金属の熱処理による影響調査
    • 金属材料の損傷や不具合の原因調査
    • 溶接などにおける接合部の特性評価
    • 鍛造品の鍛流線(フローライン)観察
    今後取り組みたい課題
    • 残留応力測定技術
    分野 信頼性
  6. 26

    機器から発生する音響・振動の計測および対策

    物理測定

    機器から発生する音響・振動の計測および対策

    得意技術の名称 機器から発生する音響・振動の計測および対策
    騒音レベルを精度よく測定できる簡易無響室を備えています。
    防音材料の垂直入射吸音率や振動減衰特性(損失係数)が測定できます
    担当室 システム技術部 計測技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9874
    得意技術を表すキーワード 音響・振動計測用装置により機器の低騒音化・低振動化を支援します。
    音、騒音、吸音、吸音率、遮音、音響透過損失、振動、制振、損失係数
    主要設備 防音材料の吸音性・制振性が測定できます。簡易無響室では壁・天井・床のすべてが吸音性のため低い騒音レベルの測定が可能です。
    損失係数測定装置(H28)、垂直入射吸音率測定装置(H24)、簡易無響室(S60)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 制振性材料の損失係数測定と温度依存性の調査
    • 垂直入射吸音率測定
    • 吸音材料の流れ抵抗測定方法の調査
    • 電子機器等の音響測定と低騒音化の検討
    今後取り組みたい課題
    • 吸音特性を決定する影響因子の調査
    分野 物理測定
  7. 27

    製品・部品の三次元形状測定

    物理測定

    製品・部品の三次元形状測定

    得意技術の名称 製品・部品の三次元形状測定
    さまざまな製品・部品の三次元形状を測定し、評価する技術です。製品の高品質化だけでなく、部品の加工不良などのトラブルの解決、設計のためのデータ作成などに役立てることができます。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード 生産の高品質化・効率化のための三次元形状の測定・評価をする技術です。
    非接触三次元デジタイザ、X線CT、STLデータ、リバースエンジニアリング、フォトグラメトリ、両眼立体視、CAD、製品検査、3Dプリンタ、3Dスキャナ、CMM
    主要設備 対象物や目的に応じて装置を使い分けて測定します。
    非接触三次元デジタイザ(H24)、X線CT装置(H29)、CNC三次元測定機(H21)、ワンショット3D測定機(R02)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • CAEを用いたプレス機械の開発
    • デジタルエンジニアリングを活用した製品評価
    • 金属3Dプリンタ製品の性能評価
    • ボックスファンの形状評価
    • すぐばかさ歯車の低騒音化を実現するバレル形ねじ状砥石を用いた低コスト・高能率連続創成研削技術の開発
    • 人間工学に基づくデザイン設計と三次元積層造形技術で挑むカスタムメイド人工股関節の開発と事業化
    • プロダクトデザインのための評価手法の研究
    • ナノセルロースを含有した3D樹脂造形物に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • 他装置との連携による評価技術の向上
    • CAEとの連携による物性予測技術の精度向上
    分野 物理測定
  8. 28

    製品の振動耐久性の評価および対策

    信頼性

    製品の振動耐久性の評価および対策

    得意技術の名称 製品の振動耐久性の評価および対策
    電子機器などの製品が輸送または使用時に環境から被る振動の耐久試験や対策に関する研究を行います。冷却ブロアーを停止させた静音下で加振することができるため、製品が発生する微異音を評価することが可能です。振動試験機と高速度カメラを同期させることで、画像計測による非接触な伝達関数測定が可能です。
    担当室 システム技術部 製品技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9861
    得意技術を表すキーワード 各種振動試験と振動に関する相談を行います。
    正弦波振動試験、ランダム振動試験、衝撃試験、バンプ試験、複合環境試験、伝達関数測定、微異音評価、振動の可視化
    主要設備 各種振動試験と温度湿度が同時に制御できる複合環境試験が行えます。さらに、製品が発生する微異音を評価、画像計測による伝達関数測定を行うことも可能です。
    コンポジット部材振動特性評価解析装置(H27) 、複合環境試験装置(H18)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • CFRPの振動特性
    • ランダム振動試験の条件設定に関する研究
    • 実装印刷配線板に関する研究
    今後取り組みたい課題
    • 信頼性向上に関する研究
    • 対振動・衝撃改善策に関する研究
    分野 信頼性
  9. 29

    設備診断に関する技術

    物理測定、信頼性、情報

    設備診断に関する技術

    得意技術の名称 設備診断に関する技術
    機械・設備の予防保全は、時間基準から状態基準で管理する予知保全へと移行しています。当所では、状態基準保全の実施技術である設備診断技術を用いた機械・設備の振動・音を中心とした挙動計測・解析を行います。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード 機械・設備を音・振動により診断します。
    予防保全、予知保全、時間基準保全、状態基準保全、設備診断技術、音響法、振動法、AE法、電流・電圧法、FFT(高速フーリエ変換)、ウェーブレット変換
    主要設備 設備診断装置を各種用意しています。
    ハイスピードビデオカメラ(H29)、三次元動作計測システム(H29)、ファイバスコープ、加速度変換器(アンプ)、AEテスタ、レーザードップラ振動計(H6)、クランプオンパワーハイテスタ
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 切断音を利用した鋸刃寿命管理システムの開発
    • ダイカストマシン状態監視技術の開発
    • ドリル加工における工具摩耗と切削音との関係
    今後取り組みたい課題
    • 設備診断技術における信号計測技術の高精度化と信号処理技術の高度化
    • 機械・設備に対応した簡易な予知保全システムを効率的に構築する体制
    分野 物理測定、信頼性、情報

電子・情報

  1. 30

    工業材料・製品要素部品の誘電特性・磁気特性評価

    機能材料、物理測定

    工業材料・製品要素部品の誘電特性・磁気特性評価

    得意技術の名称 工業材料・製品要素部品の誘電特性・磁気特性評価
    工業材料・製品要素の誘電特性、磁気特性をはじめ、電気抵抗・電気容量・インダクタンスなど回路パラメータ、導電性、絶縁性能などの電気・磁気的な特性の評価に対応します。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード 電気・磁気に関する各種特性の評価技術です。
    誘電率、透磁率、導電率、インピーダンス(電気抵抗、電気容量、インダクタンス)、磁化(B-H)特性、鉄損、 周波数特性、高周波特性(同軸管法、共振器法)、温度特性、誘電体、(強)磁性体(永久磁石材、鉄心)、 磁束、磁束密度、磁界、絶縁耐力、耐電圧、キャパシタ、インダクタ、トランス、磁気回路、材料試験、製品(非破壊)試験
    主要設備 電気・磁気特性に対応した設備を備えており、様々な試験体に対応できるよう努めております。
    インピーダンスアナライザ(H3/S60)、ネットワークアナライザ(H23)、磁化特性測定装置(直流・交流/H24)、 絶縁耐力試験装置(H6)、ガウスメータ(H23)、磁束計(H16)、デジタルオシロスコープ、電流プローブ(H19)、標準抵抗、周波数分析装置
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 電子基板実装部品要素など電子材料の誘電率・透磁率の周波数特性評価
    • トランスなど電子部品の電気容量・インダクタンス・抵抗成分など回路パラメータの抽出評価
    • 樹脂成型品・フィルム・電子セラミックスなどの誘電特性・絶縁性能の評価
    • 鉄心材など透磁率・磁化特性の温度特性を含む評価
    今後取り組みたい課題
    • 広域周波数における誘電率・透磁率など特性値の定量評価の信頼性向上
    • 各種機能性コンポジット材の誘電特性・磁気特性の評価
    • 温度特性実験への対応
    分野 機能材料、物理測定
  2. 31

    光源および光学部材の測定・評価

    機能材料、物理測定、情報

    光源および光学部材の測定・評価

    得意技術の名称 光源および光学部材の測定・評価
    LED照明や電球などの光源および光学材料の光学特性を評価しています。光源の全光束、配光、輝度、照度、材料の透過・反射散乱特性などを測定できます。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室
    連絡先 TEL 052-654-9938
    得意技術を表すキーワード 光学特性、分光特性、光計測、光学材料
    光源:全光束、配光、輝度、照度、発光スペクトル
    光学材料:透過散乱・反射散乱特性
    主要設備

    光源の光学特性に加え、試料(拡散板、膜等)の散乱特性が測定可能です。

    • 全光束測定システム 「FM-9100」 大塚電子㈱
    • 配光測定システム 「GP-2000」 大塚電子㈱
    • 分光放射計 「SR-LEDW-5N」 ㈱トプコンテクノハウス
    • ゴニオフォトメータ 「GP-4」 ニッカ電測㈱
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 照明機器の特性評価
    • 光学材料の特性評価
    • 光計測システムの開発
    今後取り組みたい課題
    • ディスプレイなどの表示機器に対する計測・評価技術
    • 透過散乱、反射散乱特性の画像処理応用
    分野 機能材料、物理測定、情報
  3. 32

    電子機器・部品の信頼性評価および故障解析

    信頼性、電子実装

    電子機器・部品の信頼性評価および故障解析

    得意技術の名称 電子機器・部品の信頼性評価および故障解析
    温湿度試験による信頼性評価技術を中心として、製品の研究開発から製造段階での検査・品質管理、市場における不具合現象の解析など、 様々な場面における信頼性向上をお手伝いします。
    担当室 システム技術部 情報・電子技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9926
    得意技術を表すキーワード 長年の経験から、試験・分析・測定の勘所を心得ています。
    低温試験、高温試験、高温高湿試験、温度サイクル試験、温湿度サイクル試験、 冷熱衝撃試験、結露サイクル試験、プレッシャークッカー試験、はんだ接合信頼性試験、 イオンマイグレーション試験、濡れ性試験、加速寿命試験、電子回路基板上の不良解析、電子機器の故障解析
    主要設備 他部署と連携しつつ、電子機器・部品の信頼性を評価するための基本的なツールをそろえています。
    超低温恒温恒湿槽(H10)、恒温恒湿槽(H18)、冷熱衝撃試験機(H18)、結露サイクル試験機(R1)、高度加速寿命試験装置(H10)、 はんだ導体抵抗評価装置(H18)、イオンマイグレーション評価装置(H10)、デジタルマイクロスコープ(H23)、X線CT装置(H21、H29)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • センサ等電子機能部品の温湿度特性評価、温湿度サイクルに対する信頼性評価
    • はんだ接合信頼性、耐環境性に優れた制御装置の開発
    • 医療用電子機器の長期絶縁信頼性
    • 電子機器の結露に対する信頼性評価技術・対策
    • 電子回路発煙等の事故原因解明、電気電子機器・材料の電気・安全性試験
    • ウィスカの溶断特性と電子機器の誤動作との関連性に関する研究
    • 電子機器の非破壊内部調査
    今後取り組みたい課題
    • 鉛フリーはんだの信頼性評価技術に関するノウハウ蓄積
    • 新しい信頼性評価技術
    分野 信頼性、電子実装

材料

  1. 33

    X線CTによる製品・材料の解析

    信頼性

    X線CTによる製品・材料の解析

    得意技術の名称 X線CTによる製品・材料の解析
    非破壊で対象内部を撮影出来るX線CT装置の特徴を活かし、樹脂・金属・電子機器など様々な製品の不良原因調査や、 製品開発のための評価解析などに取り組みます。
    担当室 システム技術部 生産システム研究室(電子機器・金属など)
    連絡先 TEL:052-654-9938
    材料技術部 環境・有機材料研究室(樹脂・複合材など)
    連絡先 TEL:052-654-9885
    得意技術を表すキーワード 単なる撮影・観察目的だけでなく、評価装置としての活用の充実を目指しています。
    非破壊、非接触、欠陥解析、繊維配向解析、三次元形状、内部欠陥、巣(鋳巣)、気泡、発泡材料、フィラー、FRP、断線、短絡、嵌合、動作観察
    主要設備 対象分野を限定せず、幅広く活用しています。
    マイクロフォーカスX線CT装置(H21、H29)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 電子機器の不具合箇所調査
    • 樹脂製品および金属製品(アルミダイカスト等)のボイドの観察
    • 機器内部の嵌合および動作機構の調査
    • ガラス繊維強化樹脂の繊維配向評価
    • X線CTによる3次元形状測定
    今後取り組みたい課題
    • 他装置との連携による評価技術の向上
    • CAEとの連携による物性予測技術の精度向上
    • 新規素材や技術の評価への活用
    分野 信頼性
  2. 34

    X線回折法による材料の構造解析

    化学分析

    X線回折法による材料の構造解析

    得意技術の名称 X線回折法による材料の構造解析
    試料にX線を照射し回折現象を調べることで、対象の組成分析や結晶構造の同定が可能です。
    担当室 材料技術部 表面技術研究室
    連絡先 TEL 052-654-9855
    得意技術を表すキーワード 多目的型X線回折装置を用いて試料の結晶状態を調べることができます。 また、回折測定を利用して残留応力解析、極点図作成、小角散乱法によるナノ粒子サイズ測定等が可能です。
    X線回折測定、結晶構造解析、組成分析、薄膜測定、残留応力、極点図、小角散乱法、リートベルト解析
    主要設備 X線発生部にCu管球、検出器に多次元半導体検出器を持つX線回折装置となります。 従来のシンチレーション検出器と比べて高速・高強度測定が可能です。
    X線回折装置(H27)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 製品部位の結晶状態を含む物質同定・解析
    • 高分子材料の結晶化度測定
    • 金属の残留応力測定・解析
    • 小角散乱法による粒子サイズ測定
    • リートベルト法による酸化チタン粉末の結晶化度測定
    今後取り組みたい課題
    • 機能性材料の性能と結晶状態の相関関係
    • 多成分が含まれる回折結果からの定性・定量解析
    分野 化学分析
  3. 35

    各種材料の含有元素の定性・定量分析

    化学分析

    各種材料の含有元素の定性・定量分析

    得意技術の名称 各種材料の含有元素の定性・定量分析
    鉄鋼や銅合金、アルミニウム合金などの金属材料、ジルコニア、アルミナなどのセラミックス材料、プラスチックなどの有機材料等、 各種材料や製品中に含まれる元素の定性・定量分析を行います。
    担当室 材料技術部 環境・有機材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9885
    得意技術を表すキーワード 蛍光X線分析法などによる迅速な半定量分析、JIS(日本産業規格)等の分析方法規格に則った定量分析を行っています。
    炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、銅合金、アルミニウム合金、鉛フリーはんだ、ジルコニア、アルミナ、 プラスチック中の添加剤、迅速分析、JIS(日本産業規格)、定量分析、無機イオン分析、重量法
    主要設備 固体試料中の元素を分析する装置、金属を酸分解した溶液や水溶液など液体試料中の元素分析が可能な装置があります。
    蛍光X線分析装置(H29)、炭素・硫黄分析装置(R1)、ICP発光分光分析装置、イオンクロマトグラフ、吸光光度計
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 有害元素の微量分析評価の効率化
    • 吸光光度法による白金の定量分析
    • 金属材料、セラミックス材料のICP発光法による定量分析
    • 銅合金中の銅の電解重量法による定量分析
    • 炭素・硫黄分析装置による鉄鋼中の微量炭素・硫黄分析
    • 腐食原因調査のための陰イオン分析
    今後取り組みたい課題
    • 炭素・硫黄分析装置を使用した各種材料中の状態別の炭素・硫黄分析
    • 廃電子機器中の貴金属の分析
    分野 化学分析
  4. 36

    材料・製品の耐候・耐光性の評価

    資源環境、信頼性

    材料・製品の耐候・耐光性の評価

    得意技術の名称 材料・製品の耐候・耐光性の評価
    各種材料・製品の促進耐候(光)性試験をよび評価技術を扱います。
    プラスチック、金属、繊維など各種材料や製品の使用環境、耐用年数に応じた促進耐候(光)性試験および評価方法を提案いたします。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 屋外暴露と相関性の高い促進耐候性試験の提案を行っています
    耐候性、耐光性、紫外線、可視光、強度試験、色彩計測、プラスチック、塗膜、繊維、 印刷物、ガラスキセノンランプ、カーボンアーク、メタルハライド、屋外暴露、促進耐候性試験、促進耐光性試験
    主要設備 促進耐候性試験機が主要設備です。光源は3種の中から選択可能です
    キセノンウェザーメーター(H6)
    サンシャインウェザーメーター(H24)
    アイ スーパーUVテスター(R1)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • プラスチック材料・製品の促進耐候性評価
    • 塗膜の促進耐候性評価
    • 無機材料・製品の促進耐候性評価
    • 繊維材料・製品の促進耐候性評価
    • 印刷物の促進耐候性評価
    今後取り組みたい課題
    • 屋外暴露との相関性の高い評価をより迅速に行う試験条件検討
    • 製品形状での評価に有用な治具の開発
    分野 資源環境、信頼性
  5. 37

    プラスチック・化学製品の粘度・粘弾性測定

    機能材料、加工技術、物理測定、信頼性

    プラスチック・化学製品の粘度・粘弾性測定

    得意技術の名称 プラスチック・化学製品の粘度・粘弾性測定
    プラスチックや化学製品の粘度や粘弾性を測定することで、液体・固体材料の硬さ、強度、耐熱・耐寒性、 長期物性の予測、成形性、エネルギー吸収性、手触りを評価します。
    担当室 材料技術部 環境・有機材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9885
    得意技術を表すキーワード 液体から固体まで温度・歪速度と機械物性との関係を測定し、材料特性や構造に関する情報を取得します。
    動的粘弾性測定、温度特性、マスターカーブ、チクソトロピー、硬化温度、硬化時間、粘度、溶融粘度、 伸長粘度、バーグレー補正、せん断弾性率、ヤング率、ガラス転移
    主要設備 液体~固体まで様々な材料の機械物性を広い温度範囲で測定可能です。 機械物性を数グラムのサンプルで評価可能です。
    回転レオメータ ARES-G2 -150~450℃ 液体 1Pa・s~固体(H25)
    キャピラリーレオメータ Rosand RH-7D 室温~400℃ 溶融ポリマー(H17)
    コーンプレート型回転粘度計 HBDV-II+ ProCP 5~80℃ 液体14m~261Pa・s(H19)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • プラスチックの溶融粘度,軟化温度、ガラス転移温度の測定
    • プラスチック複合材料の弾性率測定
    • 接着剤・熱硬化性樹脂の硬化過程の測定
    • 生体の感触を再現したゲルの開発
    • 熱可塑性エラストマーのマスターカーブ作成
    • オイルの粘度特性の評価
    今後取り組みたい課題 材料開発の指標として粘弾性測定がより有意義に使われるよう、適切な測定条件に関する知見を増やし、 測定できるサンプルの範囲とデータ解釈の方法を充実させます。
    分野 機能材料、加工技術、物理測定、信頼性
  6. 38

    プラスチックの破損調査のための評価技術

    物理測定、化学分析、信頼性

    プラスチックの破損調査のための評価技術

    得意技術の名称 プラスチックの破損調査のための評価技術
    プラスチックの割れや破断などの破損調査のための評価技術を有しています。
    プラスチックの破損には、使用条件の他に材料や製造工程における不良など様々な要因が絡み合っています。 破損面の顕微鏡観察、材料分析、物性試験を組み合わせて原因調査のお手伝いをします。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード プラスチックの破損部の光学顕微鏡、電子顕微鏡による観察、赤外分光分析、熱分析、分子量分析(GPC)、物性試験などができます。
    プラスチックの破損面の観察、材料分析(材質分析、融点測定、熱分解温度測定、分子量分析)、物性試験(引張、圧縮、曲げ、衝撃、疲労など)
    主要設備 破損部を高い精度で観察、材質などの分析、物性を測定する機器があります。
    環境制御型電子顕微鏡(H19) 、赤外イメージング顕微鏡(H25)、赤外分光光度計(H11) 、示差走査熱量計(H24)、熱天秤(H24) 、 サイズ排除クロマトグラフ(H14) 、万能材料試験機(H18) 、X線CT (H21,H29)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • プラスチック構造と物性の相関
    • プラスチックのひずみ測定
    • プラスチックの劣化と分子量の相関
    • バイオプラスチックの伸びおよび耐衝撃性向上技術
    • バイオプラスチックの破断試験面からの内部構造推定研究
    今後取り組みたい課題
    • 破断面観察したデータの蓄積
    • 最適な分析手法の確立
    • プラスチックと添加剤の劣化に関する経過分析
    分野 物理測定、化学分析、信頼性
  7. 39

    金属材料・複合材料の表面及び内部きずの検出

    信頼性

    金属材料・複合材料の表面及び内部きずの検出

    得意技術の名称 金属材料・複合材料の表面及び内部きずの検出
    金属材料や炭素繊維強化複合材料(CFRP)の表面及び内部に生じた損傷を各種非破壊試験によって検出します。
    担当室 材料技術部 金属材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9880
    得意技術を表すキーワード 浸透探傷試験、超音波探傷試験等を組み合わせて材料表面から内部に至るまでのきずの検出を行います。
    金属、CFRP、表面きず、内部きず、浸透探傷試験、磁粉探傷試験、超音波探傷試験
    主要設備 表面きずについては浸透探傷試験及び磁粉探傷試験で、内部きずについては超音波探傷試験で検出を行います。
    超音波探傷器(H27)、磁粉探傷用ハンディマグナ、紫外線ランプ
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • CFRPの損傷に関する研究
    • 浸透探傷検査法を用いたCFRP積層板の微視的損傷観察
    • 超音波探傷器を用いた材料内部きずの検出
    今後取り組みたい課題
    • CFRPの損傷挙動の解明
    分野 信頼性
  8. 40

    金属材料の破損・不良調査および対策

    信頼性

    金属材料の破損・不良調査および対策

    得意技術の名称 金属材料の破損・不良調査および対策
    金属材料に関する各種機械部品、製品などの破損や不良などの発生原因の調査を行い、トラブル解決のお手伝いをします。 また、これまでにSEM、光学顕微鏡等を用いて分析やミクロ観察を多数行い、様々な解析事例を蓄積しています。
    担当室 材料技術部 金属材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9880
    得意技術を表すキーワード 破損・不良原因の調査について豊富な経験があります。
    破面観察、金属組織観察、SEM観察、SEM-EDX分析、混入異物、金属腐食、鉄鋼材料、非鉄金属材料、熱処理、硬さ試験
    主要設備 破損・不良原因調査のための主要な装置がほぼ揃っています。
    分析機能付走査電子顕微鏡(SEM-EDX)(H15)、金属光学顕微鏡(H17)、実体顕微鏡(H7)、デジタルマイクロスコープ(H30)、 各種硬度計(H24)、自動精密切断機(H10)、埋込み機、自動研磨・琢磨機(H10)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 金属材料の破損・不良調査事例のデータベース化
    • 金属材料の損傷や不具合の原因調査
    • 機械的強度低下をもたらす原因物質の解明
    • 各種材料中への混入異物の調査
    今後取り組みたい課題
    • 金属材料の破損・不良原因調査に基づいた、トラブル防止対策の確立
    分野 信頼性
  9. 41

    電子顕微鏡・光電子分光装置による表面および断面の組成・状態分析、不良解析

    物理測定、化学分析、信頼性

    電子顕微鏡・光電子分光装置による表面および断面の組成・状態分析、不良解析

    得意技術の名称 電子顕微鏡・光電子分光装置による表面および断面の組成・状態分析、不良解析
    ものづくりの現場では、変色や腐食、摩耗や破断、異物の発生など、様々な問題が常に発生しています。 これらの不具合の原因を究明したり、製品の表面や断面の状態を観察する手段として、 走査電子顕微鏡や光電子分光といった装置を活用し、企業で発生する“お困りごと”の解決を図っています。
    担当室 材料技術部 金属材料研究室
    連絡先 TEL 052-654-9880
    得意技術を表すキーワード 製品表面や断面の状態を解析する装置を活用し、データに基づいた有効な改善策の提供を目指します。
    表面分析装置、断面試料作製装置、金属材料、樹脂材料、セラミックス、各種表面処理皮膜、変色、腐食、摩耗、異物、断面組織、表面形態
    主要設備 表面分析装置と断面試料作製装置が主要設備です。
    高分解能走査電子顕微鏡(FESEM-EDX)、全自動光電子分光装置、イオンミリング装置、微小サンプルトリミング装置、実体顕微鏡
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • めっきの変色、金属の腐食に関する表面分析とその原因解析
    • 表面処理皮膜の断面構造の観察および不具合の原因解析
    • 樹脂成形品やフィルムの欠陥の表面解析
    今後取り組みたい課題
    • 断面結晶構造解析
    • 不具合解析のデータベース化と担当職員の技術の平準化
    分野 物理測定、化学分析、信頼性

化学

  1. 42

    有機・高分子材料の化学分析および特性評価

    機能材料、化学分析、資源環境、信頼性

    有機・高分子材料の化学分析および特性評価

    得意技術の名称 有機・高分子材料の化学分析および特性評価
    プラスチック、繊維、塗料、接着剤等の有機・高分子材料の化学的な試験や分析を様々な装置を使用して行います。
    担当室 材料技術部 信頼性評価研究室
    連絡先 TEL 052-654-9913
    得意技術を表すキーワード 有機材料の化学的な分析を行います。
    材料鑑別、分光透過率、融点、ガラス転移点、熱分解、熱膨張係数、分子構造、分子量、分子量分布、材料分析、密度、表面分析、表面積、粒度分布、熱変形温度
    主要設備 様々な分析装置が揃っています。
    赤外イメージング顕微鏡(H25)、赤外分光光度計(H11)、紫外可視近赤外分光光度計(H14)、示差走査熱量計(H24)、 熱天秤(H24)、熱膨張測定装置(H24)、固体超伝導核磁気共鳴装置(H25)、サイズ排除クロマトグラフ(H14)、 熱分解ガスクロマトグラフ質量分析装置(H17)、高分解能質量分析計(R元)、密度計(H18)、表面積測定装置(H3)、 粒度分布分析装置(H5)、ヘイズメーター(H23)、HDT試験機(H20)
    これまでの研究・試験・指導テーマ
    • 異物や未知材料の分析
    • プラスチックの分光透過率および分光反射率の測定
    • プラスチックの融点、ガラス転移点、熱膨張係数の測定
    • 有機材料等の分子構造の決定
    • 高分子材料の分子量および分子量分布測定、劣化、分解の分析
    • 密度測定
    • 高分子材料中のガラス繊維の観察
    • 多孔性材料の表面積・細孔分布測定
    • 分散粒子の粒度測定
    • プラスチックの荷重たわみ温度およびビカット軟化温度測定
    今後取り組みたい課題
    • プラスチックに含まれている微量な添加剤の分析
    • 微量異物や多成分異物のより正確な定性分析
    • フィラーによるプラスチック材料の耐熱温度の異方性発現
    分野 機能材料、化学分析、資源環境、信頼性