名古屋市工業研究所

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新規導入設備

補助事業番号 17-103

補助事業名 平成17年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業

補助事業者名 名古屋市

 

1.補助事業の概要

名古屋市及びその周辺地域では、輸送用機械・機器、電気・電子機器などの工業製品が多く製造され、これらの製品には多くのプラスチックが利用されている。 近年、原料となる石油資源の枯渇や使用後のごみ化といった資源環境問題に直面しており、再生産可能なバイオマス由来のプラスチック(バイオプラスチック) の利用が検討され、自動車等の製品の一部で採用されている。しかし、バイオプラスチックを工業製品に利用するにあたっては、素材の性能不足や成形加工上の 問題点を有しており、資源循環型社会を実現するために解決すべき課題が多いことも事実である。
本事業では、バイオプラスチックの利用促進に向け、成形材料の改善、成形加工技術、リサイクル技術の開発を行うため、下記の機器を設置した。これにより、バイオプラスチックを利用した新製品の開発やバイオプラスチックを加工する中小企業の技術力向上に資するものである。
 

2.予想される事業実施効果

名古屋市および周辺地区は、自動車に代表される各種工業製品の製造が広く行われている。これらの工業製品に使用されるプラスチック部品の製造加工において は、近年、環境問題への対応から、石油を原料とする従来のプラスチックに代わってバイオプラスチックの利用が検討されており、一部自動車用部品では実用化 が進められている。本事業により、当所でのバイオプラスチックの簡単な成形品の試作やその評価、リサイクル技術の開発が可能になり、中小企業によるバイオ プラスチック製品の開発や技術力向上に大きく寄与することが予想される。
 

3.本事業により導入した設備

金型作製装置
設置場所:【名古屋市工業研究所 中間実験工場】
開発したバイオプラスチック成形材料を用いて成形品を試作するための成形用金型を作製できる。
 

熱分解ガスクロマトグラフ−質量分析装置
設置場所:【名古屋市工業研究所 高分子材料分析室】
開発したバイオプラスチック成形材料を超臨界流体や熱水を用いて分解した際の生成物の分析ができる。
 

流動特性測定装置
設置場所:【名古屋市工業研究所 中間実験工場】
成形材料の成形性を調べるため、熱溶融状態における粘度や流動性などを評価できる。
 

レーザー顕微鏡
設置場所:【名古屋市工業研究所 高分子材料分析室】
試作した成形品の形状や割れ等の破断表面における混練状態の欠陥を観察できる。
 

樹脂混練機
設置場所:【名古屋市工業研究所 中間実験工場】
成形材料のブレンドなど異種材料の混練や、成形材料の熱可塑状態や加工性を評価できる。
 

超臨界流体反応実験装置
設置場所:【名古屋市工業研究所 資源技術研究室】
超臨界流体を利用して、開発したバイオプラスチック成形材料から各種の添加剤の分離や、モノマーなどの重合原料へ の分解ができる。
 

4.事業内容についての問い合わせ先

団体名:名古屋市工業研究所(ナゴヤシコウギョウケンキュウショ)
住 所:456­­­-0058
名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
代表者:名古屋市工業研究所長 平野 幸治(ヒラノ コウジ)
担当部署:支援総括室(シエンソウカツシツ)
担当者名:室長 青木 猛(アオキ タケシ)
電話番号:052­­­-661­­­-3161
FAX:052­­­-654­­­-6788
E­mail:kikaku@nmiri.city.nagoya.jp
URL:http://www.nmiri.city.nagoya.jp/

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