名古屋市工業研究所

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新規導入設備

補助事業番号 2018M-062

補助事業名 平成30年度公設工業試験研究所等における機械設備拡充補助事業

補助事業者名 名古屋市

 

1.補助事業の概要

 当地区は自動車、航空機、工作機械などの機械産業が集積し、多数の中小企業により支えられている状況にあります。機械産業はHVやEVなどを中心に電子化が進み、部品の温度上昇が設計上の課題となっています。また、AIに関しては処理速度の向上が重要な課題であり、発熱問題と切り離すことができません。これらの課題には放熱シートを使った対策が一般的ですが、性能を表す指標である熱伝導率が測定手法によって大きく異なるという問題があります。これに加えて、自動車メーカーは安全側で設計をするため、過剰な対策の可能性があります。また、部品が小型化しているため、温度評価が難しくなっています。そこで、本事業では高速・高拡大率の赤外線サーモグラフィを導入し、これらの現象を正確に測定する手法を確立します。これにより、中小企業の製品品質の向上と高度な製品開発を支援し、地場産業の発展に寄与すること目指します。

 

2.予想される事業実施効果

 放熱シートの熱的挙動を把握することにより、測定方法によって熱伝導率の測定結果が異なる原因を探ります。これによって適切な放熱シートの評価方法を導くことができます。そして、シート内部での伝熱現象を調べることによって、最適な放熱シートの条件を求め、当地域に多数ある放熱シートのメーカーに提案することによってより高性能な放熱材料を開発することが可能になります。

 また、小型・高性能化している電子部品等は安価な赤外線サーモグラフィでは拡大率が不足してピーク温度を見逃してしまいます。これに対して本事業で導入する装置は十分な精度と拡大率を有しており、小型部品の上昇温度を正確に測定でき、信頼性の高い製品開発につながります。

 

3.本事業により導入した設備

1. 赤外線サーモグラフィ

 普及価格帯の一般的な赤外線サーモグラフィとは検出素子が異なり、高精度・高速・高拡大率で温度分布を測定することができます。そのため、素早い温度変化や微小部分の温度上昇を正確に測定することができ、従来は見落とされていた現象や異常発熱を測定することができます。

設置場所:名古屋市工業研究所 電子技術総合センター3階 E308

 

2. 本事業に係る印刷物等

平成31年3月発行の『月刊名工研 No.802』 [PDF,630kB]

 

4.事業内容についての問い合わせ先

団体名:名古屋市工業研究所(ナゴヤシコウギョウケンキュウショ)
住 所:456­0058
名古屋市熱田区六番三丁目4番41号
代表者:名古屋市工業研究所長 淺尾 文博(アサオ フミヒロ)
担当部署:支援総括室(シエンソウカツシツ)
担当者名:室長 秋田 重人(アキタ シゲンド)
電話番号:052­661­3161
FAX:052­654­6788
Email:kikaku@nmiri.city.nagoya.jp
URL:http://www.nmiri.city.nagoya.jp/

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